男子テニスツアーのデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード)は20日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)は世界ランク89位の
R・ラム(アメリカ)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、今季2度目の決勝進出を逃した。
この試合、ディミトロフは1度もブレークチャンスを掴むことが出来ず、逆にラムに3度のブレークを許して1時間12分で準決勝敗退となった。
元世界ランク8位のディミトロフは昨シーズン早期敗退が続くも、今年はブリスベン国際男子でベスト8、アピア国際男子で準優勝、全豪オープンでは3回戦へ進出など、徐々に復活の兆しを見せている。
一方、勝利したラムは、決勝で
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と
S・クエリー(アメリカ)の勝者と対戦する。
31歳のラムは
P・サンプラス(アメリカ)のようなフォームからのサーブ・アンド・ボレーを得意としており、昨年はATPツアーであるホール・オブ・フェーム選手権決勝で
I・カルロビッチ(クロアチア)を破りツアー2勝目をあげた。さらに2012年の同大会では準々決勝で
錦織圭(日本)をストレートで破っている。
また、今年2月に東京体育館で開催された第30回テニス日本リーグではイカイに所属し、チームの決勝進出に貢献した。
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