女子テニスツアーの台湾オープン(台湾/高雄、ハード)は8日、シングルス1回戦が行われ、第2シードで世界ランク61位の
土居美咲(日本)が同102位の
Kr・プリスコバ(チェコ共和国)を6-3, 6-4のストレートで下し、今季初勝利を飾り2回戦進出を決めた。
この試合、2度のブレークで第1セットを先取した土居は第2セットに入っても勢いが衰えず、プリスコバのサービスゲームで2度ブレークし、1時間2分で初戦突破を果たした。
土居は今シーズン、3大会に出場するがいずれも初戦敗退。4大会目にして今季初勝利となった。
2回戦では世界ランク97位の
M・リネッタ(ポーランド)とY・ワン(中国)の勝者と対戦する。
1月の全豪オープンでは1回戦で
A・ケルバー(ドイツ)からマッチポイントを握るも、その後挽回を許して逆転で敗れた。その後、ケルバーは勝ち進み、四大大会初優勝を遂げただけに、土居にとって悔しい敗戦となった。
今大会、土居の他にも日本勢からは全豪オープンで旋風を巻き起こした
大坂なおみ(日本)、
奈良くるみ(日本)ら総勢6選手が出場している。
同日行われた試合では、
加藤未唯(日本)が予選勝者のS・レイズ(フランス)をストレートで下して初戦突破を決めた。2回戦では第3シードの
Y・プチンセワ(カザフスタン)と主催者推薦で出場のM・マリンコバ(ロシア)と対戦する。
ラッキールーザーで出場の
桑田寛子(日本)は予選勝者のZ・ユシャン(中国)に敗れて初戦敗退となった。
9日には大坂、奈良、奥野綾加が1回戦に登場する。
今大会のシード勢は第1シードに
V・ウィリアムズ(アメリカ)、第2シードに土居、第3シードにプチンセワ、第4シードに
Z・ディアス(カザフスタン)となっている。
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