男子テニスの下部大会であるダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジ(日本/愛知県、カーペット)は24日、シングルス1回戦が行われ、第5シードの
杉田祐一が世界ランク185位のB・クレイン(イギリス)を6-7 (2-7), 7-6 (7-3), 6-2の逆転の末に下し、2回戦進出を果たした。
杉田はクレインの強力なサービスに苦しみ、試合を通して22本のエースを叩き込まれる。しかし10本のダブルフォルトを犯したクレインの隙をついてファイナルセットでは2度のブレークに成功し、2時間18分で逆転勝利した。
2回戦では、予選勝者の
B・ミッチェル(オーストラリア)と
M・レイド(オーストラリア)の勝者と対戦する。
現在世界ランキング129位の杉田は今季、8月のバンコク・チャレンジャーで優勝、11月上旬のホアヒン・チャレンジャーで今季2度目のタイトルを獲得するなど、シーズン後半になるにつれ調子を上げてきている。
前週の慶應チャレンジャー国際テニストーナメントでは準々決勝で
M・エブデン(オーストラリア)に敗れ、ベスト8に終わった。
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