男子テニスツアーのバレンシア・オープン(スペイン/バレンシア、ハード)は31日、シングルス準決勝が行われ、第7シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)が世界ランク33位でノーシードの
S・ジョンソン(アメリカ)を4-6, 6-3, 7-6 (10-8)の逆転で下し、2大会連続の決勝進出を決めた。
両者は今回が4度目の対戦となり、バウティスタ=アグはジョンソンとの対戦成績を4勝0敗とした。
この試合、第1セットでジョンソンにファーストサービスが入った時に92パーセントと高い確率でポイントを取られたバウティスタ=アグは、1度ブレークされてこのセットを落とす。
続く第2セットを奪い返したバウティスタ=アグは、勝敗のかかるファイナルセットでジョンソンに11度のサービスエースを決められるも、タイブレークを接戦の末に制して2時間4分で逆転勝利をおさめた。
決勝では
J・ソウサ(ポルトガル)と対戦する。
世界ランク24位のバウティスタ=アグは、先週行われたクレムリン・カップ決勝で
M・チリッチ(クロアチア)に敗れて準優勝に終わっていた。
今回は2大会連続の決勝進出で、今季初のタイトル獲得に王手をかけた。
また、今大会のベスト4に勝ち残った中でシード勢はバウティスタ=アグのみだった。
一方、敗れた世界ランク33位のジョンソンは、先日のエルステ・バンク・オープンでノーシードから決勝まで勝ち進み、
D・フェレール(スペイン)に敗れるも今季初の準優勝を飾っていた。
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