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全米OP 棄権13名歴代最高

テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、男子シングルス3回戦が行われ、第14シードのD・ゴファン(ベルギー)が第23シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦し、6-2, 7-5, 3-6, 1-3となったところで棄権を申し入れ3回戦で姿を消した。大会5日目を終え、この時点で選手の棄権人数は13名となり、歴代最高記録を更新した。

>>全米オープン対戦表<<

今大会1回戦で棄権した選手は、第16シードのG・モンフィス(フランス)P・アンドゥハル(スペイン)R・シュティエパネック(チェコ共和国)A・ドルゴポロフ(ウクライナ)ルー・イェンスン(台湾)F・マイヤー(ドイツ)E・ガルビス(ラトビア)A・ネドビエソッフ(カザフスタン)T・コキナキス(オーストラリア)M・バグダティス(キプロス)の10名。

2回戦では第28シードのJ・ソック(アメリカ)D・イストミン(ウズベキスタン)の2名がいずれも姿を消し、そして3回戦ではゴファンが13人目の棄権者となってしまった。

今回、棄権を申し入れる選手が増加した背景には、3つの要因が考えられる。

1つ目は、現地アメリカの30度を超える気温と高い湿度によって、選手の体力は奪われ例年より過酷な状況となっていること。2つ目はこれまでのテニスツアーの過密スケジュールによる疲労。更に、3つ目は若手選手が力をつけてきたことによって各大会のレベルが上がっていることが挙げられる。

同日の3回戦に登場した世界ランク1位で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)も、対A・セッピ(イタリア)戦ではストレートで勝利したとは思えないほどの汗をかいていた。このことからも、現地の気温の高さが伺えた。

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