男子テニスツアーのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード)は25日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
G・シモン(フランス)が
A・ベデネ(スロベニア)に7-6 (7-5), 6-7 (5-7), 6-7 (6-8)のフルセットで敗れ、初戦敗退を喫した。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、シモンは2回戦が初戦となる。
両者は初の対戦。フルセットに及んだこの試合は、3セット全てタイブレークにもつれ込む接戦だった。第1セットを何とか先取したシモンであったが、第2・3セットで粘り切れず2時間56分で敗れた。
世界ランク11位のシモンは、キャリア通算12勝をあげており、2009年1月に記録した世界ランク6位が自己最高位。
今年はオープン13決勝で同胞である
G・モンフィス(フランス)にフルセットの末に勝利し、今季初のタイトルを獲得した。また、ウィンブルドンでは3回戦でモンフィス、4回戦で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)らを下してベスト8進出を果たしている。
しかし、それ以降の大会では早期敗退が相次いでおり、今回で2大会連続初戦敗退となった。
一方、勝利したベデネは3回戦で第14シードの
M・バグダティス(キプロス)を下した予選勝ち上がりの
PH・ハーバート(フランス)と対戦する。
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