錦織全米OPから写真贈呈

２４日、男子テニスで世界ランキング５位の錦織圭（日本）は、全米オープンからティファニーのフォトフレームに入った写真が贈られた事を自身のフェイスブックで明かした。

フェイスブックで公開された動画で錦織は、コート上で箱を渡され、開けて写真を見ると「全米オープンからの写真ですね。素晴らしい２週間でした。本当にありがとうございます。来年も戻ってきて今年よりもいい年に出来るようにしたいです。」とコメントした。

今年の全米オープンで錦織は右足の親指に出来た嚢胞を取り除く手術を終えたばかりで、欠場も検討していたが出場。

好調なプレーで勝ち進み、４回戦では当時世界ランク６位のＭ・ラオニチ（カナダ）と４時間１９分の熱戦、準々決勝では全豪オープン覇者Ｓ・ワウリンカ（スイス）との４時間１５分に及ぶ連日のフルセットマッチを制す。

準決勝では世界ランク１位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）を下しアジア人男子初のグランドスラム決勝進出という快挙を成し遂げた。

決勝ではＭ・チリッチ（クロアチア）に惜しくも敗れ準優勝とするも日本テニス界を大いに盛り上げた。

【錦織圭全米オープン戦歴】

＜２０１４年＞
・１回戦勝利　Ｗ・オディスニク（アメリカ）6-2, 6-4, 6-2
・２回戦勝利　Ｐ・アンドゥハル（スペイン） 6-4, 6-1 途中棄権
・３回戦勝利　Ｌ・マイェール（アルゼンチン） 6-4, 6-2, 6-3
・４回戦勝利　Ｍ・ラオニチ 4-6, 7-6(7-4), 6-7(6-8), 7-5, 6-4
・準々決勝勝利　Ｓ・ワウリンカ 3-6, 7-5, 7-6(9-7), 6-7(5-7), 6-4
・準決勝勝利　Ｎ・ジョコビッチ 6-4, 1-6, 7-6(7-4), 6-3
・決勝敗退　Ｍ・チリッチ 3-6, 3-6, 3-6

＜２０１３年＞
・１回戦敗退　Ｄ・エヴァンス（英国） 4-6, 4-6, 2-6

＜２０１２年＞
・１回戦勝利　Ｇ・アンドレオシ（アルゼンチン） 6-1, 6-2, 6-4
・２回戦勝利　Ｔ・スミチェク（アメリカ） 6-2, 6-2, 6-4
・３回戦敗退　Ｍ・チリッチ 3-6, 4-6, 7-6 (7-3), 3-6

＜２０１１年＞
・１回戦敗退　Ｆ・チポッラ（イタリア） 4-6, 2-6, 途中棄権

＜２０１０年＞
・予選１回戦勝利　Ｐ・カプデビル（チリ） 6-3, 5-7, 6-2
・予選２回戦勝利　Ａ・クドリャフツェフ（ロシア） 6-3, 7-6 (7-1)
・予選３回戦勝利　Ｆ・ダンチェビッチ（カナダ） 6-4, 6-1
・１回戦勝利　Ｅ・コロレフ（ロシア） 7-6 (7-0), 5-2, 途中棄権
・２回戦勝利　Ｍ・チリッチ 5-7, 7-6 (8-6), 3-6, 7-6 (7-3), 6-1
・３回戦敗退　Ａ・モンタネス（スペイン） 2-6, 1-2, 途中棄権

＜２００８年＞
・１回戦勝利　Ｊ・モナコ（アルゼンチン） 6-2, 6-2, 5-7, 6-2
・２回戦勝利　Ｒ・カラヌシッチ（クロアチア） 6-1, 7-5, 途中棄権
・３回戦勝利　Ｄ・フェレール（スペイン） 6-4, 6-4, 3-6, 2-6, 7-5
・４回戦敗退　Ｊ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン） 3-6, 4-6, 3-6

＜２００７年＞
・予選１回戦勝利　Ｐ・アムリトラジ（インド） 3-6, 6-1, 6-4
・予選２回戦敗退　Ｂ・パウ（ドイツ） 2-6, 4-6