フェレール戦は「最高のプレーが必要」

テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー）男子シングルス準々決勝で、大会９度目の優勝を狙う第１シードのＲ・ナダル（スペイン）が同胞で第５シードのＤ・フェレール（スペイン）と対戦する。

ナダルは４回戦のD・ラヨビッチ（セルビア）との対戦後のインタビューで、準々決勝で対戦するフェレールについて「４月のモンテカルロで負けた時より僕のプレーは良くなっているけど、フェレールもずっと素晴らしいプレーを見せている。」とコメントした。

さらに「彼は僕との対戦に自信を持って臨むだろう。タフな試合になることは間違いないよ。チャンスはそうそうやってこないと思う。フェレールに勝つためには最高のプレーが必要になるよ。」と話した。

両者は過去に２７度対戦しており、対戦成績は２１勝６敗とナダルが大きくリードするも、直近の対戦ではナダルが敗れている。

直近の対戦は４月のモンテカルロ・マスターズ準々決勝で、大会９度目の優勝を狙うナダルはフェレールにストレートで敗れてタイトル獲得を逃していた。

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また、昨年の同大会決勝で両者は対戦し、その時はナダルが快勝して全仏オープンで２度目の４連覇を達成していた。

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ナダルとフェレールは全仏オープンで２００５・２０１２年、そして昨年の決勝戦と３度対戦しており、今回が４度目の対戦とし３年連続の顔合わせとなる。全仏オープンでの対戦は、いずれもナダルが勝利をおさめている。

今回ナダルは、１回戦で主催者推薦のＲ・ジネプリ（アメリカ）、２回戦でD・ティエム（オーストリア）、３回戦でＬ・マイェール（アルゼンチン）、４回戦でラヨビッチを下しての勝ち上がり。

一方、ナダルと対戦するフェレールは、１回戦でＩ・セイスリン（オランダ）、２回戦で予選勝ち上がりのＳ・ボレッリ（イタリア）、３回戦で第３２シードのＡ・セッピ（イタリア）、４回戦で１９シードのＫ・アンダーソン（南アフリカ）を下しての勝ち上がりとなった。

（コメントはWOWOWから抜粋）