テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は2日、女子シングルス4回戦が行われ、第4シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が第15シードの
S・スティーブンス(アメリカ)を6-4, 6-3のストレートで下し全仏オープン初の準々決勝進出を果たした。
この試合ハレプは6度のダブルフォルトを犯すもファーストサービスが入った時59パーセントの確率でポイントを獲得し、スティーブンスから6度のブレークチャンス全て成功し1時間18分で勝利した。
両者は4度目の対戦となり、ハレプはスティーブンスとの対戦成績を2勝2敗と引き分けた。
勝利したハレプは準々決勝で第23シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)と第27シードの
S・クズネツォワ(ロシア)の勝者と対戦する。
ハレプは全仏オープン6度目の出場となり、これまでの最高成績は2011年、S・ストザーに敗れた2回戦進出が最高としていた。
今回、全豪オープンに続きグランドスラム2大会連続ベスト8進出となる。
今年の全仏オープンでは2回戦で第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)を破った
G・ムグルサ(スペイン)は20歳、1回戦で第2シードの
N・リー(中国)を破った
K・ムラデノヴィック(フランス)は21歳、3回戦で第3シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)を破った
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)は21歳、2回戦で第20シードで地元の
A・コルネ(フランス)を破った
T・タウンセンド(アメリカ)は18歳と若手選手の活躍が目立ったが今回、勝利したハレプは22歳、敗れたスティーブンスは21歳と、この一戦は今大会を象徴するような試合となった。
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