男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権（アメリカ/メンフィス、ハード）は１４日、シングルス準々決勝が行われ、第３シードのＬ・ヒューイット（オーストラリア）は世界ランク９８位のＭ・ラッセル（アメリカ）に3-6, 6-7 (6-8)のストレートで敗れた。この結果、第１シードで昨年覇者の錦織圭（日本）は、準決勝で３５歳ベテランのラッセルと対戦する事が決まった。
錦織とラッセルは今回が初の対戦となる。
ディフェンディングチャンピオンの錦織は２回戦でＢ・ベッカー（ドイツ）、準々決勝でＡ・ボゴモロフJR（ロシア）に勝利して２年連続のベスト４進出を決めた。
《錦織、苦戦するも世界９６位下して２年連続４強入り＜アメリカ国際インドアテニス選手権＞》
《錦織が２連覇へ前進、世界８８位下す＜アメリカ国際インドアテニス選手権＞》
一方、ラッセルは１回戦で第７シードのＭ・プルジシーズニー（ポーランド）、２回戦でＴ・スミチェク（アメリカ）、準々決勝で元王者ヒューイットを下しての勝ち上がり。
昨年のアメリカ国際インドアテニス選手権で錦織はツアー３度目のタイトルを獲得しており、今年は大会２連覇とツアー４勝目を狙う。
《優勝の錦織「信じられない気持ち」◇アメリカ国際インドアテニス選手権》
【錦織圭 アメリカ国際インドアテニス選手権 戦歴】
＜２０１３年＞
・１回戦 勝利 Ｉ・マルチェンコ（ウクライナ） 6-4, 7-5
・２回戦 勝利 Ｄ・ヤング（アメリカ） 6-3, 6-3
・準々決勝 勝利 Ｍ・チリッチ（クロアチア） 6-4, 6-2
・準決勝 勝利 Ｍ・マトセビッチ（オーストラリア） 6-4, 途中棄権
・決勝 勝利 Ｆ・ロペス（スペイン） 6-2, 6-3
＜２０１１年＞
予選１回戦 勝利 Ａ・ボゴモロフJR 2-6, 6-4, 6-3
予選２回戦 敗退 Ｊ・ハイェク（チェコ共和国） 3-6, 1-6
＜２００９年＞
・１回戦 敗退 Ｍ・バグダティス（キプロス） 5-7, 3-6
＜２００８年＞
・予選１回戦 勝利 Ａｌ・クズネツォフ（アメリカ） 6-4, 6-4
・予選２回戦 敗退 Ｂ・レイノルズ（アメリカ） 2-6, 0-3, 途中棄権
■関連記事■
《錦織がみせた世界１位ナダルへの６度目の挑戦＜全豪オープン＞》
《錦織、ナダル戦後「シャワー浴びながら号泣」＜全豪オープン＞》
《錦織と可能性あるヒューイットが元世界８位に逆転勝利＜アメリカ国際インドアテニス選手権＞》
■関連動画■
《情熱溢れる元王者ヒューイット！若い頃の貴重な映像を大公開！ATP男子ツアーマガジン Vol.202》
《フェデラーやサンプラスを育てたコーチが王者の共通点を明かす！ATP男子ツアーマガジン Vol.202》
（2014年2月15日8時22分）
大坂なおみ･伊藤あおい 日本勢TOP2 
