女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子（アメリカ/トロント、ハード）は７日、シングルス２回戦が行われ、第１シードのＳ・ウィリアムズ（アメリカ）が元世界ランク４位のＦ・スキアボーネ（イタリア）を6-3, 6-2のストレートで下し、３回戦進出を決めた。
試合を通してセリーナは、スキアボーネから握った６度のブレークチャンスのうち５度のブレークに成功させ、１時間１５分の快勝で３回戦に駒を進めた。
セリーナは芝で行われたグランドスラムのウィンブルドンでは、４回戦で第２３シードのＳ・リシキ（ドイツ）にフルセットで敗れる波乱に見舞われ、大会連覇の夢は途絶えた。
しかし、その後に行われたコレクター・スウェーデン・オープンでは圧倒的な力を見せつけ優勝し、元世界ランク１位のＭ・セレス（アメリカ）に並ぶキャリア通算５３度目のタイトルを獲得していた。
セリーナは、３回戦で第１３シードのＫ・フリッペンス（ベルギー）と対戦する。フリッペンスは２回戦でＫ・ベルテンス（オランダ）と対戦し、7-5, 3-6, 6-2のフルセットで勝利した。
またフリッペンスは、１回戦でセリーナの姉であるＶ・ウィリアムズ（アメリカ）をフルセットで下しての勝ち上がりとなっている。
この日行われた試合は以下の通り。
●Ｍ・キリレンコ（ロシア）(11) vs. ○Ａ・コルネ（フランス）, 5-7, 5-7
○Ｎ・リー（中国）(4) vs. ●Ａ・パブリュチェンコワ（ロシア）, 6-1, 6-4
○Ｍ・バルトリ（フランス）(7) vs. ●Ｌ・デイビス（アメリカ）, 6-0, 6-3
○Ｊ・ヤンコビッチ（セルビア）(15) vs. ●Ｓ・フィッチマン（カナダ）, 6-4, 7-6
○Ｒ・ビンチ（イタリア）(10) vs. ●Ｅ・マカロバ（ロシア）, 6-0, 6-4
●Ｖ・レプシェンコ（アメリカ） vs. ○Ｍ・リバリコワ（スロバキア）, 4-6, 2-6
○Ｋ・フリッペンス(13) vs. ●Ｋ・ベルテンス, 7-5, 3-6, 6-2
○Ａ・イバノビッチ（セルビア）(16) vs. ●Ｆ・ペネッタ（イタリア）, 6-4, 6-4
○Ｓ・エラーニ（イタリア）(5) vs. ●Ｋ・ザコパロバ（チェコ共和国）, 6-2, 7-6
●Ｃ・ウォズニアキ（デンマーク）(9) vs. ○Ｓ・キルスチャ（ルーマニア）, 7-5, 6-7, 4-6
○Ｓ・ウィリアムズ(1) vs. ●Ｆ・スキアボーネ, 6-3, 6-2
○Ｓ・ストザー（オーストラリア）(12) vs. ●Ｃ・スアレス・ナバロ（スペイン）, 1-6, 6-2, 6-3
○Ｐ・クヴィトバ（チェコ共和国）(6) vs. ●Ｅ・ブシャール, 6-3, 6-2
■関連記事■
《トップシードのセリーナ、通算５３度目の優勝へ王手＜コレクター・スウェーデン・オープン＞》
《女王セリーナ、優勝へ死角なし＜コレクター・スウェーデン・オープン＞》
《世界１位セリーナ連覇逃す、連勝は３４でストップ＜ウィンブルドン＞》
《クルム伊達「やっぱりセリーナは強かった！」＜ウィンブルドン＞》
《クルム伊達は世界１位セリーナに脱帽「格が違う」＜ウィンブルドン＞》
（2013年8月8日12時07分）
内島萌夏 世界3位に完敗で2回戦敗退 
