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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード）は、シングルス３回戦が行われ、予選から勝ち上がったＥ・ガルビス（ラトビア）が第２０シードのＡ・セッピ（イタリア）を5-7, 6-3, 6-4の逆転で下し、ベスト１６進出を決めた。この日の勝利で１３試合連続の勝利を飾ったガルビスは４回戦で、第５シードのＲ・ナダル（スペイン）と対戦する。

先週行われたデルレイビーチ国際で予選から出場したガルビスは、ツアー３度目の優勝を飾った。今大会も予選２試合を勝ち抜き、本戦入りを決めた。初戦突破したガルビスは、２回戦で第９シードのＪ・ティプサレビッチ（セルビア）を6-2, 6-0のストレートで下していた。

「最後に１３連勝をしたのはいつだろう？」とガルビスは、自身の好調さに驚きを隠せなかった。

そして、ナダルとの対戦については「今のプレーを見てもらえれば、これまでとは違うと感じるはずさ。彼（ナダル）との対戦は好きなんだ。彼のスピン系のボールには、タイミングが合うからね。これまでもフルセットの接戦を何度かしてきた。あの時は、経験や体力が足りなかった。もちろん、彼は素晴らしい選手だけど、正直ベストのプレーさえ出来れば、負けない自信がある。」と、ガルビスはコメント。

ガルビスは、これまでナダルとは４回対戦したが１度も勝利を手にしておらず、好調を維持して初勝利を狙う。

この日行われた試合結果は以下の通り。

○Ｒ・フェデラー（スイス）(2) vs. ●Ｉ・ドディグ（クロアチア）, 6-3, 6-1
○Ｒ・ナダル(5) vs. ●Ｌ・マイェール（アルゼンチン）, 0-0 (途中棄権)
○Ｔ・ベルディフ（チェコ共和国）(6) vs. ●Ｆ・マイヤー（ドイツ）(27), 6-4, 6-1
○Ｒ・ガスケ（フランス）(10) vs. ●Ｊ・ヤノヴィッツ（ポーランド）(24), 6-1, 6-4
○Ｇ・シモン（フランス）(13) vs. ●Ｂ・パイユ（フランス）, 3-6, 7-6 (7-5), 6-4
○Ｓ・ワウリンカ（スイス）(18) vs. ●Ｌ・ヒューイット（オーストラリア）, 6-4, 7-5
●Ａ・セッピ(20) vs. ○Ｅ・ガルビス, 7-5, 3-6, 4-6
●Ｊ・ニエミネン（フィンランド） vs. ○Ｋ・アンダーソン（南アフリカ）, 3-6, 1-6

今大会の優勝賞金は１００万ドル。

《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》


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(翻訳・記事/弓削忠則)