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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会8日目の21日、今大会で過去4度の優勝を誇る第2シードのR・フェデラー(スイス)が第13シードのM・ラオニチ(カナダ)に6-4, 7-6 (7-4), 6-2のストレートで勝利、準々決勝へ駒を進めると同時に、グランドスラムで35大会連続のベスト8進出を決めた。
【第1セット】
互いに安定したサービスゲームを展開するも、第10ゲームでフェデラーがブレークポイントを握る。そして、このポイントでネットに出るラオニチはボレーをネットにかけ、このセットをフェデラーが先取する。第1セットでフェデラーの凡ミスの数は、わずか1本だった。
【第2セット】
フェデラーとラオニチはサービスキープを続け、このセットはタイブレークへ突入する。タイブレークでは、フェデラーがバックハンドのパッシングショットやサービスエースを決めるなどで、第2セットもフェデラーが奪い、セットカウント2-0とリードする。このセットでフェデラーが犯した凡ミスは3本だった。
【第3セット】
勢いを失ったラオニチに対し、フェデラーは第1・第3ゲームでブレークし、ゲームカウント4-0とする。その後も安定したテニスを展開したフェデラーが、このセットもゲームカウント6-2で奪い、1時間53分でゲームセットとなった。
両者は過去3度対戦し、3勝0敗とフェデラーが勝ち越していた。
敗れたラオニチは、昨年の楽天ジャパン・オープンで錦織圭(日本)に敗れるも、準優勝を飾っていた。
勝利したフェデラーは準々決勝で、第9シードのR・ガスケ(フランス)に勝利した第7シードのJW・ツォンガ(フランス)と対戦する。
【全豪オープン スコア速報】
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