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テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会7日目の2日、女子シングル4回戦を行い、第5シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)が第11シードのM・バルトリ(フランス)に6-1, 2-6, 0-6で敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
毎年、全米オープン前に北米大会の獲得ポイントで争うエミレーツ航空USオープン・シリーズは、上位3選手に全米オープンの成績に従ってボーナスが与えられる。そのシリーズを1位で終えたクヴィトバは、全米オープンで優勝すると優勝賞金に加えて100万ドル(約8千万円)が、ボーナスとして受け取るチャンスがあったが、それは叶わなく終わった。
世界ランク5位のクヴィトバはモントリオールで今季初優勝を飾り、シンシナティではベスト4、ニューヘイブン・オープン優勝と、3週間連続で準決勝以上の成績を残す結果となり、全米オープン・シリーズを1位で終える事に成功していた。
試合は、第1セットで5本のブレークチャンスを握ったクヴィトバが4本をものにし、31分で先取する。
しかし、第2セットでクヴィトバはバルトリの3倍となる15本の凡ミスを犯し、またファーストサーブが入った時に39パーセントの確率しかポイントを奪えなかった。結果、41分でこのセットをバルトリに奪われ、勝負の行方はファイナルセットへ。
そのファイナルセットは、勢いに乗ったバルトリが主導権を握り、ファーストサーブが入った時に90パーセントの確率でポイントを奪いクヴィトバを圧倒。逆転でバルトリが勝利した。
勝利したバルトリは準々決勝で、第19シードのN・ペトロワ(ロシア)に勝利した第3シードのM・シャラポワ(ロシア)と対戦する。
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