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新潟で行われているインターハイ(全国高校総体)のテニス競技は8月12日に団体戦3日目を迎え、男女団体戦の準決勝と決勝が行われた。
男子で決勝に勝ち上がってきたのは、柳川と相生学院。この2校は春の全国選抜決勝でも対戦し、その時は柳川が3-0で勝利してた。
3試合が同時に入った今回の決勝は、シングルス1で相生学院・河内が柳川・増尾に勝利し、シングルス2は柳川・巽 が相生学院・竹元を下し1-1となり、勝負の行方はダブルスに。ここまで、柳川のダブルス塚越・申ペアは無敗でしたが、相生学院の堀切・細川ペアが応援に押されてキレのあるショットを連発しセットカウント2-0のストレートで勝利。相生学院は創部5年目で初のインターハイ制覇となった。(全国選抜では2011年に優勝してる)
「柳川を決勝で下しての初優勝は、すごく嬉しいです。応援の力も借りて、選手が緊張する決勝という場面で、持っている力をしっかり発揮してくれたのが勝因です」(相生学院の荒井監督)
そして女子の決勝は、富士見丘×早稲田実業のカードに。両校は、東京都大会決勝、関東大会準決勝でも対戦し、どちらも2-1で富士見丘が勝利していた。
富士見丘は、個人戦ダブルス第1シードでもある森・江見ペアが、1回戦からこの決勝までダブルスで全勝する盤石の力を見せチームに勢いをつけ、それにシングルス1細沼、シングルス2森崎が応えるかたちでインターハイ3連覇を達成。早稲田実業はシングルス1・2の辻姉妹の大活躍で初めて決勝まで勝ち上がってきたが、富士見丘の壁を崩せなかった。
<男子準決勝>
柳川(福岡)2-0鳳凰(鹿児島)
相生学院(兵庫)2-0四日市工(三重)
<男子決勝>
相生学院(兵庫)2-1柳川(福岡)
<女子準決勝>
早稲田実業(東京)2-0城南学園(大阪)
富士見丘(東京)2-0園田学園(兵庫)
<女子決勝>
富士見丘(東京)2-0早稲田実業(東京)
記事提供:テニスクラシック・ブレーク(日本文化出版)
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