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男子テニスツアーのベット・アット・ホーム・カップ(オーストリア/キッツビューヘル、賞金総額35万8425ユーロ、クレー)は25日、シングルス2回戦8試合が予定されていたが、悪天候で3試合しか消化出来ず、第2シードのF・マイヤー(ドイツ)がS・ボレッリ(イタリア)に2-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れる波乱に見舞われた。
今大会上位4シード選手が1回戦を免除されているため、この日の2回戦が今大会の初戦を迎えた第2シードのマイヤーだったが、第1セットでは1度もブレークポイントさえボレッリから奪えず、逆に2度のブレークを許すとあっさり先取されてしまう。
第2セットに入って集中を増したマイヤーだがボレッリも譲らず、両者1度ずつのブレークからタイブレークへともつれた。そのタイブレークでも流れをマイヤーに渡さなかったボレッリが制すると1時間39分のストレートでシードダウンを演じた。
その他行われた試合では、第5シードのM・クリザン(スロバキア)が予選勝者のP・セルベナクを6-4, 6-4のストレートで、L・ロソル(チェコ共和国)も同じく予選を勝ち上がったA・ベイチ(クロアチア)を6-3, 5-7, 6-3のフルセットで下して準々決勝進出を決めた。
クリザンは第1セットでは1度もブレークをセルベナクに与えず、1度ブレークに成功して先取。第2セットは1度ブレークを許したクリザンだったが2度のブレークを奪い返し1時間31分で勝利を手中に収めた。
ロソルは第1セットでは2度のブレークを奪い先取するも、第2セットでは終盤でブレークを許しセットオールへと追い付かれてしまう。勝敗を決める第3セットでは1度もブレークを許さなかったロソルが2度のブレークに成功すると1時間49分のフルセットで下すと、今季2度目の8強入りを決めた。
ボレッリはクリザンと、ロソルは第1シードのP・コールシュライバー(ドイツ)と予選勝者のA・バラツの勝者と準決勝進出を懸けて準々決勝を行う。
この日、コールシュライバーは試合を開始したが、0-3とバラツにリードを許したところで雨が降り始め、試合は翌日へと順延が決まった。
加えてJ・ゾップ(エストニア)とW・オディスニク(アメリカ)の2回戦も7-5, 5-7, 0-3とオディスニクがリードしたところで順延となっている。
今大会の優勝賞金は6万4700ユーロ。
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