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男子テニスツアーのベット・アット・ホーム・カップ(オーストリア/キッツビューヘル、賞金総額35万8425ユーロ、クレー)は23日、シングルス1回戦5試合が行なわれ、第5シードのM・クリザン(スロバキア)が主催者推薦のD・ティエムを6-1, 3-6, 7-5で振り切り初戦突破を決めるも、その他のシード勢は敗退した。
世界ランク62位のクリザンは同442位のティエムから簡単に第1セットを先取するも、第2セットを奪い返され試合を振り出しに戻される。第3セットは両者1度ずつブレークを奪い合う接戦となるも、終盤で2度目のブレークに成功したクリザンが2時間9分でティエムを退けた。
2回戦でクリザンはR・ラミレス=イダルゴ(スペイン)と予選勝者のP・チェルバナックの勝者と対戦する。
この日に登場したその他のシード勢は、初戦で敗退する波乱に見舞われた。その波乱を演出したのは、J・ゾップ(エストニア)と予選を勝ち上がったA・ベイチ(クロアチア)だった。ゾップは第6シードのG・ガルシア=ロペス(スペイン)を6-1, 6-3で、ベイチは第8シードのB・カブチッチ(スロベニア)を6-1, 6-2と快勝で下した。
今週発表の世界ランクで自己最高位を更新する80位を記録したゾップは、同71位のガルシア=ロペス対し、実に6回ものブレークを奪い圧倒。先々週行われたスウェーデン・オープンで自身初のベスト8進出を果たしたゾップは、好調を維持し79分の快勝で2回戦進出を決めた。
同137位のベイチは同77位のカブチッチに、8回行った自身のサービスゲームではわずか12ポイントしか与えず1度もブレークを許さず、各セットで2度ずつのブレークに成功すると、わずか67分でカブチッチを下した。
ゾップはW・オディスニク(アメリカ)と、ベイチはL・ロソル(チェコ共和国)と準々決勝進出を懸けて2回戦を行う。
大会初日の22日はシングルス1回戦2試合が行われており、ロソルがT・ガバシュビリ(ロシア)を7-6 (7-4), 6-1のストレートで、オディスニクがJ・ソウザ(ブラジル)を5-7, 6-4, 6-3の逆転で下して2回戦へ進んでいた。
その他の試合では、予選を勝ち上がったA・バラツがM・フィッシャー(オーストリア)を6-3, 1-6, 7-6 (7-2)で、F・ボランドリ(イタリア)がA・ジアネッシを1-6, 6-4, 6-3で倒し2回戦へ駒を進めた。バラツが第1シードのP・コールシュライバー(ドイツ)と、ボランドリが第4シードのA・ラモス(スペイン)と2回戦を行う。
今大会は上位シード4選手が1回戦を免除されているため、2回戦から登場する。第1シードがコールシュライバー、第2シードにF・マイヤー(ドイツ)、第3シードにR・ハース(オランダ)、第4シードにラモスと続く。
今大会の優勝賞金は6万4700ユーロ。
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