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7月28日から開幕するロンドンオリンピックで、男子シングルスの2008年北京オリンピック金メダリストであるR・ナダル(スペイン)が出場を見送ったことを発表した。欠場の理由は膝の故障が回復しないためとしている。
世界ランク3位のナダルは、開会式で旗手としてスペイン選手団を率いて入場する予定だったナダルは「スペイン選手団の事を考えなければなりません。身勝手な事は出来ないのです。スペインのスポーツにとって、特にテニスにとって何が一番良いのか考えなければなりません。他の選手達が、最高の形で準備が出来るようにしなければならないのです。」とコメント。
加えて「自分でも早めに準備を進め、最後の最後までトレーニングを積んできたのですが、出場するに至りませんでした。ロンドン・オリンピックで、スペイン選手団を旗手として引率する事が大きな夢だった事もあり、この決断は人生でも最悪のことです。この決断に至るにあたって、どれほど辛い思いをしたか、想像しかねるでしょう。」とナダル。
ナダルは今年の全仏オープンで史上初となる7回目の優勝を飾るも、同年のウィンブルドン2回戦でL・ロソル(チェコ共和国)にフルセットの末に敗退する大波乱に見舞われていた。
7月始めに世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)とエキシビジョンマッチを予定していたが、ナダルはウィンブルドン以降コートに立っていない。
ナダルのコーチで伯父のトニー・ナダルも「ラファエルは最悪の時を過ごしています。数々の怪我を負ってしまっています。これは人生で最悪の時となるでしょう。」と語っている。
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