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男子テニスツアーのベット・アット・ホーム・オープン(ドイツ/ハンブルグ、賞金総額90万ユーロ、クレー)は16日に初日を迎え、シングルス1回戦5試合が行われ、前年度チャンピオンで第2シードのG・シモン(フランス)がC・ベルロク(アルゼンチン)を4-6, 7-6 (7-5), 6-1の逆転で退け大会連覇へ向けて2回戦進出を決めた。
世界ランク12位のシモンは同37位のベルロクに第1セットでは2度のブレークを奪うものの3度のブレークを許しそのセットを失ってしまう。第2セットでも両者1度ずつのブレークのあと、タイブレークへともつれた。
そのタイブレークを接戦の末に物にして試合を振り出しに戻したシモンは、勝敗を決める第3セットでは一気に流れを引き寄せ、1度もブレークポイントをベルロクに握らせず3度のブレークに成功し2時間52分の逆転で辛くも初戦突破を決めた。
「カルロス(ベルロク)は真の戦士なのを知っていたので、今日はとても積極的にプレーするように心掛けていました。時には正しいショットの選択が出来ませんでした。そこを改善させる必要がありました。今日は悪い勝ち方でした。ほとんど負けかけていましたが、こうして何とか勝つ事が出来て本当に嬉しく思います。」
昨年の今大会決勝戦で、第1シードでエントリーしているN・アルマグロ(スペイン)を下して優勝しているシモンは、大会連覇と今季2度目の優勝を懸けて2回戦では地元から主催者推薦のT・ハース(ドイツ)とM・クリザン(スロバキア)の勝者と対戦する。
2009年のチャンピオンであるN・ダビデンコ(ロシア)もJ・ニエミネン(フィンランド)を5-7, 6-4, 6-0と逆転で退けた。
第1セットを接戦の末で失った元世界ランク3位のダビデンコは、第2セットを奪い返し勝敗の行方は第3セットへ。息を吹き返したダビデンコは、逆に意気消沈したニエミネンに1ゲームも許さず1時間58分で勝利を決め、4大会ぶりとなる初戦突破を決めた。
ダビデンコは2回戦で、第1シードのアルマグロとT・カンケ(ドイツ)の勝者と顔を合わせる。
その他の試合では、予選勝者のD・ムニョス-デラナバ(スペイン)はR・ラミレス=イダルゴ(スペイン)とのスペイン対決を1-6, 6-4, 6-3で制し、同じく予選を勝ち上がったF・デルボニスが元世界ランク5位で2006年の今大会覇者であるT・ロブレド(スペイン)を5-7, 6-0, 6-1で、R・ハース(オランダ)は主催者推薦のM・バッヒンガー(ドイツ)を6-4, 6-2で下し、初戦突破を果たした。
ムニョス-デラナバは第3シードのJ・モナコ(アルゼンチン)とC・M・ステベ(ドイツ)の勝者と、デルボニスは第4シードのM・チリッチ(クロアチア)とF・チポッラ(イタリア)の勝者と、ハースは第7シードのF・マイヤー(ドイツ)と予選を勝ち上がったH・ゼバロス(アルゼンチン)の勝者とそれぞれ2回戦で対戦する。
今大会の優勝賞金は21万6500ユーロ。
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