- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ナダルが史上最多7度目の栄冠◇全仏オープン

テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会16日目の11日、雨天のために中断となっていた男子シングルス決勝が再開され、第2シードのR・ナダル(スペイン)が第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に6-4, 6-3, 2-6, 7-5で勝利、B・ボルグ(スウェーデン)を抜き、全仏オープン史上最多となる7度目の優勝を果たした。

試合終了後にJ・マッケンロー(アメリカ)とのインタビューに応じたナダルは「本当に光栄です。ボルグは歴史上で最も偉大な選手の一人ですし、僕が理想とする選手の一人です。偉大な彼と比べられるだけでも素晴らしいことです。彼はどんな時でもやさしく接してくれましたし、感謝しなければなりません。」と、自分と同じくパリで活躍した大先輩について語っている。

またナダルは、この日の勝利でグランドスラム通算11勝となった。オープン化以降ではボルグに並ぶ3位のタイトル数となった。さらに、史上10人目となるキャリア通算50勝も達成するなど、まさに記録尽くしの優勝となった。

一方のジョコビッチは、1969年のR・レーバー(オーストラリア)以来となるグランドスラム4大会連続優勝が懸かっており、ここまでの3大会では全て決勝でナダルを破っていた。また1992年のJ・クーリア(アメリカ)以来となる同一シーズンでの全豪、全仏でのタイトル獲得を目前としていたが、ナダルに敗れたことにより、グランドスラムでの連勝記録は27でストップとなった。

日曜日の現地時間午後3時から開始された決勝、まずペースを掴んだのはナダルで第1セットを先取すると、第2セット5-3とナダルがリードした場面で雨が降り出し、1度目の中断となる。

およそ30分後に試合は再開されると、ナダルがジョコビッチのサービスゲームでブレークに成功し2セットアップとリードを広げると、第3セットでも2-0とリードを奪う。試合の主導権は完全にナダルの掌中にあると思われたが、第3セット第3ゲームからジョコビッチが6ゲームを連取して一気に第3セットを奪う。

第4セット序盤でもブレークに成功したジョコビッチは、ゲームカウント2-1とリードを奪ったが、ここで雨が強くなり試合は中断。そのまま順延となっていた。

月曜日に試合が再開されると、ナダルがブレークバックに成功し2-2に追いつく。そこからはお互いにサービスキープが続くと、第10ゲームの直前に雨が強くなり、一時試合は中断となる。すぐに試合は再開されジョコビッチがサービスキープして5-5となる。

接戦となった第11ゲームをナダルがキープしてゲームカウント6-5で迎えたジョコビッチのサービスゲーム、30-30からフォアハンドのウィナーを決めたナダルがマッチポイントを握る。ここでジョコビッチが痛恨のダブルフォルトを犯すと、ナダルはその場で膝から崩れ落ちて喜びを表現した。

この決勝を前にナダルは、オープン化史上初となる5度目の全試合ストレート勝ちでの決勝進出を果たしていた。そして今、そういった大会では5勝となっている。その全ては今大会で達成された記録であり、26歳のナダルは今大会での通算成績を52勝1敗とした。

グランドスラム完全制覇の大記録に届かなかったジョコビッチは「最初の中断は僕の助けになったけど、2度目の中断では彼の方が助かったかもしれません。」としながらも「ラファはクレーで史上最高の選手ですし、テニス史上でも最高の選手の一人です」と勝者を称えた。

今年の全豪オープン決勝まで、ジョコビッチに7連敗を喫していたナダルは「とても感情的な1日です。僕にとって重要なのはローランギャロスで優勝することで、それは1度目でも3度目でも、7度目だろうと変わりません。」と、喜びを語っている。

(2012年6月11日23時30分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

6月23日

吉本菜月 逆転勝ちで優勝 (12時06分)

【告知】綿貫陽介vsモンテイロ (11時32分)

【告知】大坂 なおみvsダニロビッチ (10時01分)

5度目V「引退しようと思っていた」 (9時26分)

アルカラス 激闘制しツアー21度目V (8時09分)

6月22日

予選から快進撃、初の決勝へ (15時55分)

40歳以上限定!混合ダブルス大会開催 (14時41分)

4試合保証!男子ダブルス大会開催 (14時32分)

世界6位 怒りで電光掲示板破壊 (11時10分)

メド 2年ぶりV王手、伝統の一戦制す (10時13分)

柴原瑛菜組 第1シード撃破し決勝進出 (9時03分)

アルカラス 5大会連続27度目の決勝へ (8時04分)

錦織圭 芝シーズンはスキップ (6時17分)

望月慎太郎 チリッチに屈し準V (2時37分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsチリッチ (1時30分)

6月21日

世界1位撃破し決勝へ 世界164位が復活 (23時26分)

大坂なおみ 1回戦は予選勝者に決定 (22時18分)

宮田萌芳/中島美夢ペアが優勝 (20時24分)

大坂なおみ撃破の世界20位が絶好調 (16時11分)

平日にシングルス大会開催! (15時06分)

世界1位 絶体絶命から勝利し4強 (12時08分)

「吐きそうになった」ズベレフ4強 (11時11分)

ウィンブルドンで英選手が4シード (9時13分)

アルカラス 16連勝で4強 (8時12分)

6月20日

柴原瑛菜組 ストレート勝ちで4強 (22時29分)

望月慎太郎 完勝で3度目Vに王手 (21時14分)

メド4強、技ありショットで観客沸かす (20時39分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsスミス (20時03分)

山口花音と吉本菜月が4強 (19時21分)

予選勝者が世界2位破る番狂わせ (16時02分)

ズベレフ 逆転勝ちで8強 (14時47分)

元世界2位 現役引退を表明 (12時36分)

アルカラス 3時間23分死闘制し8強 (12時11分)

世界1位に逆転勝ち「今回は特別」 (9時50分)

王者シナー まさかの2回戦敗退 (8時51分)

錦織圭 不倫報道を謝罪「深く反省」 (7時51分)

【動画】「引退しようと思っていた」ブブリクが優勝!勝利の瞬間! (0時00分)

【動画】怒りで電光掲示板破壊!実際のシーン (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!