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５月２４日から開幕するテニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、クレー）の賞金額が増額となることが発表された。今回の増額は、早いラウンドで敗退した選手に対して恩恵があるとされている。

全仏オープンの大会主催者は、今年の賞金総額は昨年と比べて７％アップの２４６０万ドルになることを発表、シングルスの優勝賞金は男女ともに１６４万ドルとなり、これは昨年から約４％のアップとなる。

今回の賞金額の変更で最も恩恵を受けるとされているのは早期敗退者たちで、１回戦敗退での賞金額は昨年の１万９７００ドルから２万３６７０ドルと２０％ほどもアップしている。

大会主催者によると、予選から本戦３回戦までに敗退する３００人以上の選手たちは、１０～２０％ほど増額となった賞金を手にすることになるとコメントしている。