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テニスのグランドスラムである全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード）は大会１４日目の１９日、ミックスダブルス決勝が行われ、第８シードのＢ・マテック/Ｈ・テカウ（ルーマニア）組が第５シードのＥ・ヴェスニナ（ロシア）/Ｌ・パエス（インド）組に6-3, 5-7, [10-3]で勝利、見事タイトルを手に入れた。

これが自身初となるグランドスラムタイトルとなった２６歳のマテックは、そのプレーもさることながら一風変わったウエアで良く知られている。この日はライムのシャツを着ていたが、そのシャツは片方の袖だけが長いデザインのもの。また黒のハイソックスに、目の下には日よけのために隈取りを施していた。

またテカウにとっても初めてのグランドスラム優勝となった。テカウはこれまで、男子ダブルスではウィンブルドンで２度の準優勝を果たしている。

一方で敗れた３８歳のパエスは、今大会の男子ダブルスをＲ・シュティエパネック（チェコ共和国）とのペアで制し、ダブルスでの生涯グランドスラムを達成していたが、大会２冠とはならなかった。