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全豪オープン男子シングルス4回戦で第6シードのJW・ツォンガ(フランス)に2-6, 6-2, 6-1, 3-6, 6-3で勝利した錦織圭(日本)。オープン化以降、全豪オープンでは日本男子初となるベスト8進出を果たした錦織が、試合後に行われたインタビューで記者たちからの質問に答えた。
■今日の戦術はツォンガのバックハンドを狙うことだった?
錦織:先週、彼の試合を見ました。彼はフォアハンドから爆弾のようなショットを打ち、たくさんの逆クロスを打ってきます。序盤は丁寧に彼のバックハンドを狙いました。
■(会見場に)入ってくるときにあくびをしていたけど、とても疲れた試合だった?
錦織:疲れていると思います。この2週間で2試合も5セットマッチをこなしました。暑さもありました。スコアは簡単なように見えますが、今日はタフな試合でした。
■大丈夫?
錦織:(笑顔で)そう思います。
■ツォンガは全豪オープンではよくフルセットになることで有名ですが、今日の試合でもそこまでもつれると思っていた?
錦織:いいえ。もちろん3セットで終わらせたかったです。今日のスタートはスローだったと思います。第1セットはとてもミスが多かったですが、第2セットから良いプレーができました。だけど、これでフルセット勝ちは2試合目なので、とても自信があります。
■明日もミックスダブルスにでるつもり?
錦織:もちろん
■第2セットでのコートサーフェスの問題について説明できますか?
錦織:暑すぎたのだと思います。最初は何が起きたのか理解できませんでした。ポイントのやり直しになると思いましたが、そうはなりませんでした。だけど、あのゲームはブレークできましたので、役に立ったと思います。
■あの中断は良い休憩になった?
錦織:そう思います。休憩は欲しくありませんでしたが、あの時はそうせざるを得ませんでした。
■(オンコートインタビューで)今週は日本からたくさんのメッセージを受け取ったと言っていたけど、どんな人たちからどんなメッセージを受け取ったのか教えてくれますか?
錦織:たくさんの人が祝ってくれました。試合後にいつもメールをくれます。日本で仕事をした人たちや、テニス協会の人たちです。
■自分のキャリアが持つ影響力はどれくらい?日本では今までよりも若い子供たちがテニスをプレーしている?
錦織:分かりません。特に子供たちがテニスを始めてくれたらいいですね。だけど、まずは自分が良いプレーをして、日本に良いニュースを届けることだと思います。もしそれが日本のためなら、とても嬉しいです。
■1932年以来の全豪オープンで準々決勝に進出した日本男子になったけど、誰だか分かりますか?
錦織:(笑いながら)分かりません。
■日本人選手がこれほど長い間ベスト8に進出していなかったことにプレッシャーを感じますか?
錦織:プレッシャーを感じたことはありません。たくさんの歴史を作って、日本人ナンバー1でいることは光栄なことです。だけど、それがプレッシャーになることはありません。
■今日の試合を終わらせるのは、どれくらい大変だった?
錦織:彼は第5セットでも良いプレーをしていたのでタフでした。リターンに問題がありました。緊張し始めましたし、疲れてもいました。だけど、それでも重要なポイントでは積極的なプレーをしました。良いサーブも決まりました。そのおかげです。
■この勝利はキャリアで一番大きなステップになった?
錦織:もちろんです。自分にとって初めての準々決勝です。これまでは2008年のUSオープン4回戦が最高でした。何年も前のことです。昨シーズンの終盤は良いプレーをしていましたし、今はこのような感じです。ステップアップしていると思います。
■次の試合について聞かせてくれる?
錦織:終わっていることに驚きました。スコアは6-1, 6-1で途中棄権でした。A・マレー(英国)とは昨年の最後の方で対戦しましたが、惨敗でした。だけど、今の自分にはプレッシャーがありません。彼は自分が目標とする選手の一人ですし、多くのことを参考にしました。タフな試合になるでしょうが、ベストを尽くすだけです。
■日本、韓国、中国を含む東アジアの若い男子選手に与えている影響について、どのように感じていますか?
錦織:アジアには良い選手がたくさんいます。アジアのトップに立てて嬉しいですし、男子版のN・リー(中国)のようになりたいです。
(全豪オープン公式サイトより)
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