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女子テニスツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、賞金総額22万ドル、ハード)は14日、シングルス2回戦8試合が行われ、土居美咲(日本)はE・ダリニドーに6-7 (5-7), 4-6のストレートで敗退、ベスト8進出はならなかった。
世界ランク112位の土居は第1セット、同87位のダリニドーから3度のブレークに成功したものの、決定的なリードを掴むことができず、タイブレークの末にセットダウンとなってしまう。
第2セットでも2度のブレークに成功した土居であったが、逆にダリニドーに3度のブレークを許してしまいゲームセット、1時間52分で敗退となった。
この日に行われた他の試合では、シード勢3人が敗れる結果となっている。
第4シードのA・セバストバ(ラトビア)と対戦したV・サヴィニク(ロシア)は、第1セットを先取すると第2セットでも3-1とリードを奪う。このリードを守り切れなかったサヴィニクであったが、第3セットではリズムを取り戻し7-5, 3-6, 6-3で勝利している。
ツアー本戦に2度目の出場でベスト8入りを果たしたサヴィニクは「今年は勝てる状況から接戦で負けることが多くありました。少し間を取って、この試合に勝ちにいくと自分に言い聞かせました。この試合は、失った自信を取り戻させてくれました。」と、勝利の喜びを語っている。
世界ランク133位のサヴィニクは、準々決勝でE・ビルネロバ(チェコ共和国)と対戦する。ビルネロバはこの日、第7シードのE・ロディナ(ロシア)に6-7 (4-7), 6-4, 6-1の逆転で勝利している。
今大会がキャリア初となるツアー本戦となったV・ライエール(フランス)は、第5シードのM・リバリコワ(スロバキア)を6-4, 6-4で破り、準々決勝に進出している。
世界ランク262位のライエールは「今日は信じられないプレーをしなくても勝てることを学びました。ここで予選を突破して、初めてツアー本戦に出場し、初めてトップ100の選手と対戦しました。プレッシャーはありましたが、試合が進むにつれて調子が出ました。」と、試合を振り返った。
この他の試合の結果は以下の通り。
K・ペルバク(ロシア) (1) ○-× S・シャリポワ, 6-3, 6-3
A・クドリャフツェワ(ロシア) (6) ○-× V・ディアチェンコ(ロシア), 6-1, 2-6, 6-3, 途中棄権
S・シルステア(ルーマニア) ○-× A・クルニッチ, 6-3, 6-4
U・ラドワンスカ(ポーランド) ○-× A・アマンムラドワ(ウズベキスタン), 6-7 (2-7), 6-4, 6-3
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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