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テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会初日の29日、女子シングルス1回戦が行われ、森田あゆみ(日本)はL・ロブソン(英国)に6-7 (5-7), 0-1とリードされた場面で棄権、初戦で姿を消した。
試合開始直後、いきなりロブソンにブレークを許した森田は0-2とリードを奪われるが、その直後のゲームでブレークバックに成功する。その後はお互いに2度ずつのブレークに成功するも、決定的なリードには至らずタイブレークに突入する。
タイブレークに入っても接戦が続いたが、ロブソンが5-5から放ったショットがネットに当たり、そのボールのコースが変わりウィナーとなると、続くポイントを決めたロブソンが第1セットを先取する。
森田のサーブで始まった第2セット、1ゲームで2本のダブルフォルトを犯した森田はラブゲームであっさりとブレークを許してしまうと、トレーナーを要求する。
コート上でトレーナーから肩の治療を受けた森田だったが、試合続行は不可能と判断、そのまま主審に棄権を申し入れ、試合終了となった。
森田は今大会で12大会連続、14回目となるグランドスラム本戦出場を果たしていた。
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