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女子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/メリーランド、賞金総額22万ドル、ハード)は月曜日に開幕し、シングルス1回戦6試合が行われ、主催者推薦で出場の日本期待の土居美咲(日本)がV・ラッツァーノ(フランス)と対戦したが、2-6, 2-6のストレートで敗れ初戦突破とは行かなかった。
世界ランク107位の土居は同81位のラッツァーノに対し、各セットで2度ずつのブレークを許してしまう。土居はラッツァーノに対して、第1セットでは4度、第2セットでも1度のブレークポイントを握るも、実力と経験に勝るラッツァーノに全てを退けられるなど、1度もブレークすることが出来ず、わずか74分で敗退する結果となってしまった。
ラッツアーノは2009年9月には自己最高位の16位まで上がった選手だが、昨年は度重なる怪我に泣かされランキングを下げているものの、今季はツアー復帰を果たし好調を取り戻し始めていた。ラッツァーノは2回戦で、Y・シュウェドワ(カザフスタン)を6-2, 7-6 (7-5)で退けた第6シードのE・バルタチャ(英国)と対戦する。
この日は降雨により時折中断を余儀なくされた。そのため試合進行が遅れ、センターコートのナイトマッチの最後の試合に予定されていた第4シードのJ・ドキッチ(オーストラリア)とS・チャン(中国)の1回戦は火曜日へと順延が決まった。
この日終了できた試合結果は以下の通り。
S・デュボワ(カナダ) ○-× S・ミルザ(インド) (7), 7-5, 6-4
V・レプシェンコ(アメリカ) ○-× S・スティーブンス(アメリカ), 4-6, 6-4, 6-3
H・ワトソン(英国) ○-× E・ダニリドー(ギリシア), 6-4, 6-1
この日行われたシングルス予選最終ラウンドには、予選第6シードの不田涼子(日本)が登場し、K・グラジェックを2-6, 6-3, 6-0の逆転で下して本戦進出を決めた。火曜日に行われる1回戦では、第1シードのS・ペア(イスラエル)との対戦となる。現在世界ランク24位のペアは今年1月には自己最高位の11位まで上り詰め、イスラエル人女性としての最高ランクを記録していた。
また土居はE・ボウチャードと組んだダブルスにも主催者推薦で出場しており、火曜日に行われる1回戦でA・ケタボング(英国)/ワトソン組と対戦する。
今大会の優勝賞金はシングルス3万7000ドル、ダブルス1万1000ドル。
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