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女子テニスツアーのバクー・カップ(アゼルバイジャン/バクー、賞金総額22万ドル、ハード)月曜日に開幕し、シングルス1回戦3試合が行われ、オープニング・マッチでG・ウォスコボエワ(カザフスタン)がS・シャパタワを6-0, 6-0のダブルベーグルで勝利を飾り2回戦進出を決めた。
今年から新たに開催されることとなった今大会のセンターコートのオープニング・マッチに登場した世界ランク162位のウォスコボエワは、同245位のシャパタワに対し、1度もブレークポイントを握らせない完璧なサービスゲーム見せ、各セットで3度ずつのブレークを奪うなどわずか54分で自身初となるダブルベーグルでの勝利を飾った。
「こんなことはあまりあることではありません。とてもハッピーです。とても早い展開でプレーができたし、この暑い天気の下ではとても良いことでした。ダブルベーグルでの勝利だったけど、最後まで集中を切らさないでプレーを続けることはそれほど簡単なことではありませんでした。」とウォスコボエワは試合中の気持ちを明らかにした。
2009年2月に自己最高位の64位を記録したウォスコボエワだが、その後は右肩や腰に怪我を抱え、2010年の全仏オープン以降は大会に出場することは無くランキングを下げる結果となっていた。今年は年初から安定したプレーを続け、600位台まで落としたランキングを急激に上昇させている。2回戦でウォスコボエワは、第5シードのM・ニクルスク(ルーマニア)と予選を勝ち上がったE・ゲルガトーの勝者と対戦する。
続く試合ではV・ドロンツ(ロシア)がA・ボンダレンコ(ウクライナ)を6-3, 6-3のストレートで退けた。2週間前の『コレクター・スウェーデン・オープン』で自身2度目となるツアー8強入りを果たし、自己最高位の91位を記録したドロンツはこの日の試合でも好調を維持し、第1セットでは1度のブレークをボンダレンコから奪い先取。第2セットはブレーク合戦となったが、2度のブレークを許すも4度のブレークを奪い返し1時間30分で2回戦へ進んだ。
最後の試合では、M・コリツェワ(ウクライナ)が第6シードのE・バルタチャ(英国)を6-1, 7-5で下す金星を飾った。第1セットをあっさり奪ったコリツェワだったが、第2セットは0-3とリードを許してしまう。その後、2-4からの第7ゲームからブレークバックに成功すると終盤で再びブレークを奪い、1時間45分のストレートでバルタチャを倒した。
2回戦でドロンツは第7シードのK・ペルバク(ロシア)とN・ラチーワカーン(タイ)の勝者と、コリツェワはA・ヤキモバ(ベラルーシ)とV・サビニクの勝者とそれぞれ対戦する。
今大会の第1シードには世界ランク3位のV・ズヴォナレーワ(ロシア)が、第2シードには同13位のA・パブリュチェンコワ(ロシア)がエントリーしている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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