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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン（英国/ロンドン、賞金総額１４６０万ポンド、芝）は２５日、男子シングルス３回戦が行われ、第１シードのＲ・ナダル（スペイン）、第２４シードのＪ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）らが勝利、４回戦に駒を進めた。

前日に開始したものの、降雨と日没の影響で中断、順延となっていた試合、ナダルはＧ・ミュラー（ルクセンブルグ）を7-6 (8-6), 7-6 (7-5), 6-0で、デル=ポトロは第１５シードのＧ・シモン（フランス）を7-6 (10-8), 7-6 (7-5), 7-5で下している。

前日の試合では第１セットをタイブレークで先制していたナダルは、第２セットに入ってもミュラーのサービスゲームをブレークできず、再びタイブレークに突入する。このタイブレークを奪いセットカウント２－０とリードしたナダルは、第３セットで一気に勢いを掴み６ゲームを連取、ミュラーを突き放した。

一方のデル=ポトロは、第２セット２－４から再開された試合でブレークバックに成功すると、タイブレークの末に第２セットを奪い、セットカウント２－０とリードを広げる。

第３セットに入っても両者の接戦が続くが、終盤でブレークに成功したデル=ポトロがシモンを振り切り、今大会では自身初となる４回戦進出を決めている。