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女子テニスツアーの広州国際女子オープン（中国/広州、賞金総額２２万ドル、ハード）は土曜日に準決勝を行い、第１シードのＪ・グロス（オーストラリア）がＥ・ガロビッツ（ルーマニア）を6-0, 6-1で一蹴し、見事、決勝進出を決めた。試合時間はわずか３８分だった。

試合後、グロスは「私は第１シードだから、常にプレッシャーが付きまとっている。だけど、ベストのテニスを心がけていて、それが今までのところ功を奏している。」と話した。

現在、世界ランク５５位のグロスは、今大会で決勝に進んだことで、最新の世界ランキングではトップ５０位圏内にジャンプアップする見込みだ。

それについてグロスは「ついにトップ５０に入ることができてとてもワクワクしている。これまでトップ５０に近づくたびに怪我に悩まされてきた。今回は初のツアー決勝進出なので、勝つためにはできる限りのことをするつもりよ。また、トップ５０よりもさらに上を狙っている。」と力強く話した。

グロスは決勝でノーシードから勝ち上がったＡ・クドリャフツェワ（ロシア）と対戦する。現在、世界１０３位のクドリャフツェワは、２年前にグロスと対戦しており、そのときはグロスに勝っている。

クドリャフツェワは「決勝戦を心待ちにしている。彼女（グロス）はとてもいいプレーをしているけど、私もいいプレーができているので、楽しみね。」と話している。

ダブルス準決勝では、ガロビッツ／Ｓ・ミルザ（インド）組がＯ・サウチュック（ウクライナ）／Ｔ・タナスガーン（タイ）組を6-3, 6-0で圧倒し、決勝に駒を進めた。同ペアは決勝で、地元期待のＸ・ハン／Ｗ・リュー組と優勝を争う。

今大会のシングルスの優勝賞金は３万７０００ドル。