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男子テニスツアーのレッグ・メーソン・テニス・クラシック(アメリカ/ワシントン、賞金総額140万2000ドル、ハード)は6日、シングルス3回戦が行なわれ、第1シードのA・ロディック(アメリカ)が第16シードのS・クエリー(アメリカ)を7-6 (7-4), 6-4のストレートで退け、通算500勝目を記録しベスト8入りを決めた。
ロディックのこの日の勝利は、テニス選手として500勝を上げた36人目の選手となり、現役ではR・フェデラー(スイス)、C・モーヤ(スペイン)、L・ヒューイット(オーストラリア)に次いで4人目の快挙を達成した。「500勝を上げているエリートと言われる選手はとても少ない。こうしてその仲間入りができたのは、これまでのテニス人生で安定した成績を残せたことの証さ。」と、自身の成し遂げたことの凄さを認識していた。
試合に関しては「今日の試合は、サーブが特に悪かったけど、それでも楽しかったんだ。それは、こんな状態だったら数年前の自分は勝利を手にできなかった。どんな結果になるか全く分からなかった。」と、武器であるサーブだけに頼らずに勝利ができた喜びを語った。
一方、対戦相手のクエリーはロディックのサーブの凄さを語っている。「彼(ロディック)のサーブが本当に良かった。何よりそのサーブの確率の良さだね。65~70%の確率で入れてくるんだから」と、ロディックとは対照的にサーブの凄さに圧倒されていた。
そのエリートであるヒューイットも3回戦に登場したが、第2シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の壁を破ることはできなかった。デル=ポトロはヒューイットを4-6, 6-3, 7-6 (7-2)の逆転で下し、準々決勝へ駒を進めた。
「今日の試合は素晴らしかった。良いショットや良いサーブもあった。ポイントはやはり最後のタイブレークだった。」と、接戦となった試合を競り勝ったデル=ポトロが試合を振り返っていた。
ロディックは予選を勝ち上がったS・デウバーマン(インド)を7-5, 6-1で下した第11シードのI・カルロビッチ(クロアチア)と、デル=ポトロはM・ジケル(フランス)を7-5, 5-7, 6-3で退けた第5シードのR・ソデルリング(スウェーデン)とベスト4入りを懸けて準々決勝を行う。
その他、この日はシード勢が順当にベスト8入りを決めた。第4シードのF・ゴンサレス(チリ)がW・オディスニク(アメリカ)を6-2, 6-4で、第8シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)がP・ペッツシュナー(ドイツ)を4-6, 6-3, 6-3の逆転で、第10シードのT・ハース(ドイツ)が元世界1位のJ・C・フェレーロ(スペイン)を7-5, 2-6, 6-1で下した。
この日唯一のノーシード同士の対決では、J・アイズナー(アメリカ)が予選勝者のS・ドゥショーナック(フランス)を6-2, 6-4のストレートで倒し、インディアナポリス、ロサンゼルスに続いて3大会連続のベスト8入りを決めた。
準々決勝では、ゴンサレスがハースと、ベルディフがアイズナーと、それぞれ対戦する。
今大会の優勝賞金は30万ドル。
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