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男子テニスツアーのキャンベル殿堂テニス選手権(アメリカ/ニューポート、賞金総額50万ドル、芝)は10日、シングルス2回戦と準々決勝が続けて行われ、大会2連覇中で第2シードのF・サントロ(フランス)が2試合を勝ち抜き、準決勝進出を果たした。
36歳のサントロはこれで、今大会での通算成績を12勝0敗とし、今大会とは抜群の相性の良さを持っている上、今大会ではわずかに1セットしか落としていない。
大会3連覇まで、あと2勝に迫ったサントロは準決勝で、第3シードのS・クエリー(アメリカ)と対戦する。クエリーは準々決勝で、同胞で第7シードのK・キム(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで下し、ベスト4進出を果たした。
この日の2回戦で、地元勢のT・デント(アメリカ)を7-6 (7-5), 6-4で破ったサントロは、続けて行われた準々決勝で、同胞のN・マウー(フランス)を6-4, 6-4下し、準決勝進出を決めた。「僕の顔に出てるだろ。とても疲れているんだ。試合を楽しんでいるし、とてもリラックスしている。コートにいるだけで嬉しいんだ。リラックスしているから、無駄なエネルギーも使わないしね。」とサントロ。
今大会で初めてとなる準決勝進出を果たしたクエリーは、サントロが繰り出す予想外のプレーを予想しているが、今回が初の対戦となる。「A・ロディック(アメリカ)が初めて彼とプレーしたとき『これがプロだ』って言ったのを覚えている。同じボールが返ってくることはないだろうね。」とクエリー。
サントロとマウーの試合前、今週初めに遺体で発見されたM・モンコート(フランス)のために黙祷が捧げられた。24歳と若くしてこの世を去ったモンコートの葬儀は、金曜日に行われていた。
この他の試合の結果は以下の通り。
シングルス 準々決勝
R・ラム(アメリカ) ○-× J・レヴィン(アメリカ), 5-7, 6-2, 7-6 (7-3)
O・ロクス(ベルギー) ○-× B・エヴァンス(アメリカ), 6-4, 6-4
シングルス 2回戦
S・クエリー (3) ○-× P・アムリトラジ(インド), 6-7 (7-9), 6-3, 6-2
J・レヴィン ○-× P・ペッツシュナー(ドイツ) (6), 7-6 (7-3), 6-2
K・キム (7) ○-× D・ブランズ(ドイツ), 4-6, 7-6 (7-5), 6-4
O・ロクス ○-× S・スタコフスキ(ウクライナ) (8), 5-7, 7-6 (7-2), 6-3
R・ラム ○-× S・グロス(オーストラリア), 6-4, 6-2
B・エヴァンス ○-× R・ジネプリ(アメリカ), 6-3, 6-4
N・マウー ○-× A・ボゴモロフJR(アメリカ), 6-2, 6-2
今大会の優勝賞金は7万9000ドル。
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