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２年前に２３歳の若さで突如テニス界から去ったＫ・クレイステルス（ベルギー）。そのクレイステルスが復帰に向けて着々を準備を進めている。

今年のウィンブルドンからセンターコートに屋根がつくことに伴い、そのお披露目のエキシビション・マッチが本日行われる。その試合に招待されトレーニングを始めたクレイステルスは、次第に刺激を受け、ＷＴＡツアー復帰を考えるようになったようだ。

クレイステルスは土曜日、「引退後、まったくと言っていいほどプレーをしていなかった。でも数週間に渡ってトレーニングをした結果、再び闘志が湧いてきたの。」と語った。

「最初の数週間は基本的なトレーニングをしたの。子どもを生んだ後、身体の状態が変わってしまったから。コンディションはとてもよく、またトップに戻れるかどうか、試してみたい気分になっている。」

具体的には８月のハードコート・シーズンからツアーに参戦する予定だ。

「以前のようにプレーできればいいけれど、頭で考えていることと体の動きが一致しない。でも週を追うごとによくなってきている。ショット自体は状態の戻りが早くて驚いている。身体的に元の状態に戻るにはもっと時間がかかると思うけど、まだツアー参戦まで数カ月ある。とてもワクワクしているわ。」

今日、Ｔ・ヘンマン（英国）とダブルスを組んでＡ・アガシ（アメリカ）／Ｓ・グラフ（ドイツ）夫妻とセンターコートで対決するクレイステルス。それが刺激となって再びツアーで長くプレーしてもらいたいものだ。