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全豪オープンにはUSTA(全米テニス協会)から男女各1名へ与えられる主催者推薦枠が設けられており、先週末にアメリカはフロリダ州でその権利獲得のためにプレーオフが行われた。男子はJ・アイズナー(アメリカ)が、女子は若干16歳のC・マクヘールが本戦入りを決めた。
男子は4人による総当りのラウンド・ロビンを行い、2日目の土曜日にアイズナーがJ・レヴィン(アメリカ)を6-3, 7-5のストレートで下し2勝0敗として、その権利を獲得した。アイズナーは金曜日にD・ヤング(アメリカ)をフルセットで下していた。
この日ヤングは、W・オディスニク(アメリカ)を7-5, 7-5で下して1勝1敗とし、オディスニクが0勝2敗となった。日曜日には1勝1敗で並んだヤングとレヴィンの試合が予定されていたが、その勝者が2勝1敗となり、アイズナーがオディスニクに敗れ2勝1敗と同率になっても、直接対決ですでにアイズナーが勝利しているため、最後の試合を待たずに、アイズナーにその権利が渡った。
2m05cmと長身のアイズナーは現在世界ランク145位と4人の中で一番ランクの低い選手だった。ヤングが同138位、オディスニクが同135位、レヴィンが119位にいる。
しかしグランドスラムだけではアイズナーが一番成績を残しており、昨年の全米オープンでは3回戦進出を果たし、その試合では第1シードのR・フェデラー(スイス)から1セットを奪う活躍を見せていた。しかし今季は全ての試合で初戦敗退を喫しており、4月に記録した最高位の81位から145位へと下げていた。
女子では、16歳のマクヘールがG・ブロッドスキを6-1, 6-0で下しその権利を獲得した。8人で争われたこのプレーオフでは、12月18日に行われたその試合でマクヘールが4勝0敗と全勝となり、8人中1位の座を決めていた。
マクヘールは、先週行われたジュニアのGA(Group A)大会である『オレンジ・ボール』の18歳以下の部門で決勝へ進み、惜しくも敗れたが準優勝を飾る実力を持っており、今年のフェド・カップの対ドイツとの準々決勝でもチームに同行し、先輩達に混ざって練習するなど、すでに期待される存在だった。
2009年の全豪オープンでグランドスラム本戦初出場となるマクヘールは、今季はわずか12大会にしか出場していないが、すでに世界ランク377位におり、今後の活躍に期待が高まる。
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