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(スイス、チューリッヒ)
今季WTAツアーで最後のティア1大会のチューリッヒ・オープン(賞金総額134万ドル、ハード)は20日、シングルス準決勝を行い、第1シードのJ・エナン(ベルギー)がN・バイディソバ(チェコ共和国)に3-6, 6-3, 7-5で逆転勝ちした。日曜日の決勝ではF・スキアボーネ(イタリア)を6-0, 6-4で下したT・ゴロバン(フランス)と顔を合わせる。
今季圧倒的な強さを発揮しているエナンはウィンブルドンの準決勝でM・バルトリ(フランス)に敗れて以来負けなしのツアー19連勝中で、最近出場した3大会では、2度目の全米オープン制覇を含む3勝をあげており、2週間前に出場したシュトゥットガルド大会ではツアー通算37勝目をマークしている。
今大会で今季9勝目を目指す25歳のエナンは、準決勝では18歳のバイディソバ相手に辛勝となったが、プレーに精彩を欠いていたことを認めた。「いいプレーではなかった。でもこんな日もあるわ。ベストの調子ではないけれど、それでも勝つことは重要なこと。彼女(バイディソバ)は第1セットは非常に積極的で、チャンスをものにしていた。第3セットではお互いアップ・ダウンが激しかった。簡単な試合ではなかったけれど、何とか勝てたからよかった。」エナンはこれでバイディソバとの対戦成績を4勝0敗とした。
エナンはシュトゥットガルド大会の決勝でもゴロバンと対戦し、2-6, 6-2, 6-1の逆転ファイナルセットで退けている。
19歳のゴロバンは決勝で、過去3戦全敗しているエナンに再び挑戦することになるが、「問題は、誰もがエナンと戦う方法を知っているのに、それでも勝てないということ。彼女はタフだから。」と話した。「第1セットは取れても、第2、3セットが取れない。」と課題を口にした。
今大会の優勝賞金は18万2千ドル。
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