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ジョコビッチ優勝「夢が叶ったよう」◇ロジャーズ・マスターズ

(カナダ、モントリオール)

ロジャーズ・マスターズ(賞金総額245万ドル)は12日、シングルス決勝を行い、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第1シードのR・フェデラー(スイス)に7-6(7-2), 2-6, 7-6(7-2)で勝利し、同大会初優勝を果たした。

賞金40万ドルを手にした20歳のジョコビッチは、これが自身6度目、今季4度目のツアー優勝で、マスターズ・シリーズ優勝は3月のマイアミに続いて2度目となった。
「本当に素晴らしい1週間、大会になった。マイアミに次いで、僕のキャリアの中で最高の大会だ。今大会では、世界トップ3の選手をいっぺんに倒せたから、さらに特別なものになった。今の心境を言葉にすることは出来ない。まるで夢が叶ったようだ。」とコメント。

ジョコビッチは、準々決勝で世界3位のA・ロディック(アメリカ)を、準決勝で同2位のR・ナダル(スペイン)を、決勝で同1位のフェデラーを破った。同一大会でトップ3選手を倒したのは、1994年のB・ベッカー(ドイツ)以来の快挙で、そのときのベッカーは、準々決勝で世界3位のM・シュティヒ(ドイツ)に、準決勝で同1位のP・サンプラス(アメリカ)に、決勝で同2位のG・イバニセビッチ(クロアチア)に勝利していた。

また、フェデラーに初勝利したジョコビッチは、フェデラーのキャリア通算50勝目を阻止するとともに、2004年から続いていた同大会での連勝を16でストップさせた。

フェデラーは、「前にも言ったとおり、彼(ジョコビッチ)は毎日成長を続けている期待の若手。この1年で着々と実績を積み上げてきた。この調子でいけば、グランドスラムで優勝するチャンスもあると思う。今年は2度も準決勝に進んでいるしね。彼にとって、この大会が転機になるかもしれない。」と話した。

決勝は2時間13分に及ぶ熱戦となった。第1セットはフェデラーがサーブで試合を優位に進めていたが、6本のセットポイントをふいにして、タイブレークをジョコビッチが制した。
第2セットでは、フェデラーが息を吹き返して、サーブからのポイントを重ね、セットオールに戻す。ファイナルセットでは、ジョコビッチが4-2と先行したが、フェデラーが何とか追いついてタイブレークに持ち込んだ。しかし最後はフェデラーが頭上を通り越したロブをネットにかけて試合終了となった。

昨年83位から16位までを急上昇し、今週発表のランキングでは3位となったジョコビッチは、「決勝でフェデラー相手にタイブレークを制することが出来たのは信じられないようなこと。タイブレークでの最高の成績を持っていて、現在精神的に一番強い選手であるフェデラーから、何とかタイブレークを取ることができた。」と語った。

(2007年8月13日11時42分)
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