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(イギリス、ウィンブルドン)
ウィンブルドン本戦初日の月曜日、女子シングルス1回戦が行われ、トップ・シードのJ・エナン(ベルギー)、第9シードのM・ヒンギス(スイス)らが順当に2回戦へ勝ち上がった。日本期待の中村藍子(日本)も初戦を突破した。
全仏オープンで3連覇を達成したエナンは、予選勝者のJ・クラベロ(アルゼンチン)を6-3, 6-0と全く寄せ付けず、16本のウィナーと4本のサービス・エースを奪い完勝した。昨年は決勝戦でA・モレスモ(フランス)に敗れて自身2度目の準優勝に終わっており、4大大会のうち唯一タイトルがない。そのモレスモとは、この週末もイーストボーンの決勝で戦い、エナンが見事勝利を収めたばかり。
「ウィンブルドンの芝は、イーストボーン大会の芝より遅い気がする。この芝に慣れるのにはちょっと時間がかかった。」と、芝への感触を語っていた。
第2コートの第1試合には10年前のチャンピオンである第9シードのヒンギスが、地元の声援を受ける主催者推薦で出場のN・カバデー(イングランド)との1回戦に登場し、2度のマッチ・ポイントを握られる苦しい展開ながら、6-7(1-7), 7-5, 6-0と何とか勝利を飾り2回戦へ駒を進めた。昨年は怪我による4年ものブランクを乗り越えての出場で、3回戦で日本のエース杉山愛(日本)に敗れている。
日本人勢でこの日唯一試合を行った中村は、M・スーハ(スロバキア)と対戦し、7-5, 6-2で2005年の初出場以来となる初戦突破を決めた。
第1セットはサーブに苦しみブレーク合戦となったが、終盤で集中を高めた中村が第1セットを先取した。第2セットはサーブにも普段のキレが戻り、2度のブレークを奪い勝利を物にした。2回戦ではヒンギスの胸を借りる。
第15シードのP・シュニーダー(スイス)はC・パン(フランス)との6-1, 4-6, 8-6の接戦を制した。ファイナル・セットは1-5の劣勢からの大逆転だった。
その他のシード選手の試合では、第16シードのS・ペア(イスラエル)がT・タナスガーン(タイ)を7-5, 6-2のストレートで下した。
第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)や第8シードのA・チャクエタゼ(ロシア)の1回戦は明日以降へと順延となった。
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