HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(イギリス、イーストボーン)
国際女子オープン(賞金総額60万ドル)は金曜日に準決勝を行い、世界ランキング1位のJ・エナン(ベルギー)がM・バルトリ(フランス)を6-1, 6-2のスコアで一蹴し、見事決勝進出を決めた。
現在世界ランキング20位で第8シードのバルトリは、木曜日の準々決勝で過去グランドスラム大会で2度準優勝しているE・デメンティエワ(ロシア)にわずか1ゲームしか与えずに完勝していた。しかし、この日はエナンの強烈なストロークとメトロノームのように正確なサーブに圧倒され、わずか3ゲームしか奪えずに会場を後にした。
エナンは来週月曜から開幕のウィンブルドン1回戦で予選勝者のJ・クラベロ(アルゼンチン)と対戦するが、まだ芝のコートに100%慣れていないとも漏らしている。しかしバルトリ戦を見る限り、ウィンブルドンに向けた調整は着実に進んでいるようだ。
土曜日の決勝の相手はA・モレスモ(フランス)。この日モレスモはN・ペトロワ(ロシア)と対戦したが、ペトロワは第1セットを4-6と落した時点で胸筋を痛めて棄権した。ペトロワは昨日の準々決勝でも試合中に度々トレーナーを呼ぶなど、既に故障を起こしていた模様。ペトロワは「棄権は残念だったけど、ウィンブルドン開幕まであと数日あるし、芝にも慣れたと思う。」と話した。
モレスモはエナンとは昨年ウィンブルドン決勝でも対戦しており、その時はモレスモが勝っている。
エナンとの決勝については、「私たちは昨年のウィンブルドン以降3回対戦していて、彼女(エナン)が2勝1敗でリードしている。二人とも調子はいいし、芝での球種も互いに多く持っているから、決勝は頭の勝負でもあるわね。」と、モレスモは意気込みを語った。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.