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（フランス、パリ）

全仏オープンは大会１３日目、女子ダブルス決勝が行われ、Ｋ・シュレボトニック（スロベニア）と組んだ杉山愛（日本）は、Ａ・モリック（オーストラリア）＆Ｍ・サンタンジェロ（イタリア）組に6-7(5-7), 4-6で惜しくも敗れ、昨年に続き準優勝に終わった。

準決勝では第１シードのＬ・レイモンド（アメリカ）＆Ｓ・ストザー（オーストラリア）組を1-6, 6-4, 6-3の逆転で倒す勢いで、息の合ったコンビを見せた杉山組だが、決勝では力みからか、杉山もダブルフォルトを連発し、自滅点が重なった。
ただ、「グランドスラムで十分優勝を狙えるペア」と、シュレボトニックとのコンビには満足しており、今後の活躍が期待される。

杉山は２００３年にはＫ・クレイステルス（ベルギー）とのペアで今オープンで優勝している。

一方優勝したモリックは、耳の炎症に悩まされ、ずっとツアーから離れていた。２００５年の全豪オープンではＳ・クズネツォワ（ロシア）と組んで優勝するなどダブルスは得意で、復帰戦を最高のタイトルで飾った。