|
打倒フェデラーに向け突き進むロディック |
画像提供:Getty/AFLO |
(オーストラリア、メルボルン)
全豪オープン大会5日目の金曜日、男子シングルスでは3回戦が行われ、今大会第2シードのA・ロディック(アメリカ)が6-2, 6-1, 6-2でJ・ベネトー(フランス)を下して、4回戦進出を決めた。試合時間僅か82分の完勝だった。
この試合、17本のサービスエースを放ったロディックは、「今日はとても良い感じでボールを打てていたよ。動きも良かった。この調子で勝ち続けていきたいね。でも今はまだ来週のことは考えていなくて、まず目の前の試合で勝つことが第一。今週も既にたくさん起こっているけど、番狂わせは付き物だからね。」と、1試合1試合に集中していることを強調。
打倒R・フェデラー(スイス)を掲げているロディックだが、今日の会見では、「今、ロジャーとの対戦に関して語るのは無意味だよ。まず決勝まで勝ち上がらなきゃ。正直なところ、次の試合で当たるバフデイティスのほうが気がかりさ。」とコメントした。
この他の男子の試合では、第8シードのG・ガウディオ(アルゼンチン)が、ノーシードのF・サントロ(フランス)に3-6, 2-6, 7-5, 6-1, 6-4で敗れ、3回戦で姿を消している。
また、第16シードのT・ロブレド(スペイン)対J・ブレーク(アメリカ)の試合は、ロッド・レーバー・アリーナでのナイトセッションで予定されている。その他、第7シードのI・リュビチッチ(クロアチア)対第31シードのF・ロペス(スペイン)、第10シードのT・ヨハンソン(スウェーデン)対G・シモンの試合は、雨天のため開始が遅れている。
そして、今日から始まったミックスダブルスの1回戦では、杉山 愛(日本)/W・アーサーズ(オーストラリア)組がC・モーヤ(スペイン)/F・ペネッタ(イタリア)組を6-4, 6-4のストレートで下して、2回戦に駒を進めている。
(2006年1月20日)