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| 全豪オープン出場が怪しくなってきたアガシ |
| 画像提供:Getty/AFLO |
世界ランキング7位のA・アガシ(アメリカ)が、左足首捻挫が未だ完治していないことを理由に、来年の全豪オープンを欠場する可能性があることが分かった。
今年10月にラスベガスで友人とラケットボールをした際、足首をひねったアガシは、現在治療を続けているものの未だ完治には至っておらず、来月の全豪オープン出場は微妙な状態だという。「現段階ではまだ全豪に出られるかわからないよ。足首が完治しないことにはなんとも言えない。ただトレーニングが出来ていないことが気がかりなんだ。来週か再来週くらいに何とか始められれば良いのだけれど。ここ2週間くらいは歩くことさえ困難な状態だからどうしようもないね。」
アガシは、ATPツアー最終戦に怪我を抱えて出場したが、結果的にはこの時の判断が怪我の治りを遅らせる結果になってしまっているようだ。アガシ自身「あの時(ATPマスターズカップ)より明らかに怪我の状態は悪くなっている。」と、語るなどその状態は芳しくないようだ。「上海(ATPツアーマスターズカップ)で学んだことは、自身の体調が100パーセントでない限り、コートにはたつべきでないということ。あのとき、ベストを尽くせない状態にも関わらず、無理をして試合に出るという決断をした自分に今は腹が立っているよ。」
アガシがATPマスターズカップを棄権した際、マスターズカップ主催者側は一斉にアガシ非難の声を上げていた。特に大会主催者代理のワン・リクン氏は、アガシが誰に相談することもなく、勝手に棄権を表明したことに対し不快感を露にしていた。
当時を振り返りアガシは、「ワン氏の発言の無責任さは理解しがたい。彼には落胆させられたよ。」と怒り心頭の様子。 アガシの言い分としては、怪我を抱えていたにも関わらず上海にすら行かなかったA・ロディック(アメリカ)などとは違い、自身は上海まで行くという誠意を見せたのだから、自身に非はないのだという。「(マスターズ出場に関しては)大会側やATPからのプレッシャーが相当あったし、皆、僕がプレーすることを望んでいたから、怪我をおしてまで上海に行く決断をしたんだ。普通に考えれば行くべきじゃなかったんだけどね。」
またアガシは爆弾を抱えている背中を考慮して、来年のクレーコート大会出場を見送る意向を明らかにした。今季は、椎間板ヘルニアのせいで、全仏オープン初戦敗退に加え、ウィンブルドン2年連続欠場と不本意な結果となっていたが、来季は同じ轍を踏まぬためにも、身体に負担のかかるクレー大会へは不参加する方針のようだ。
(2005年12月10日)