30日開幕の「木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2026」(日本/東京、ハード、ATP500)に出場する世界ランキング24位のL・ムセッティ(イタリア)が、来日直後、東京・原宿にある「ASICS FLAGSHIP HARAJUKU」を訪問。ジャパンOPへの意気込みや錦織圭への思いを直撃した。
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――今シーズンはケガによる欠場など苦しい時期もあったかと思いますが、現在のコンディションや調子はいかがですか。
ムセッティ 1月の「中国銀行・香港・テニスオープン」(中国/香港、ハード、ATP250)で決勝まで進み、世界ランキングでも初のトップ5入り。ところが、「全豪オープン」(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の準々決勝N・ジョコビッチ(セルビア)戦で、棄権を余儀なくされたんだ(後に腸腰筋の負傷と発表)。結局、復帰は7月下旬まで伸びてしまい、全仏オープンやウィンブルドンも欠場。年の初めは調子がよかっただけに正直、タフなシーズンとなってしまったが、現在は体の状態もいい。なるべく良い形でシーズンを締めくくれるよう頑張るよ。
――ジャパンOPでのプレーをファンは楽しみにしています。そのジャパンOPでは、今シーズンで引退を表明した錦織圭との練習セッションも組まれています。
ムセッティ 圭に対しては大きなリスペクトを抱いています。これまでの素晴らしいキャリアに敬意を表したい。東京で一緒に練習できるのは大きな喜びであり、伝説的なセッションにしたい。ファンにとっても特別な時間になるんじゃないかな。そしてジャパンOPでの健闘と、その後の人生の幸運を祈っています。
――東京五輪以来となる来日です。日本の印象はいかがですか。
ムセッティ 東京五輪(シングルス1回戦敗退、ダブルス2回戦敗退)はコロナ下での開催だったし、今日も来日したばかりで何とも(笑)。28日からの練習コートで、ファンの熱気を肌で感じられるんじゃないかな。熱心な日本のファンの前でプレーできる機会を、本当に心待ちにしているんだ。
※ちなみにパリ五輪は銅メダルを獲得
――ムセッティ選手といえば観客を魅了する美しい片手バックハンドが代名詞であり、多彩なショットも持ち味です。
ムセッティ 子どものころから片手バックハンドでプレーしてきたからね。その延長線上で求められたのが、多彩なバリエーションやクリエイティビティ(創造性)を駆使して戦うこと。だから、自然と現在のスタイルが育まれた感じなんだ。観客から自分のスタイルが好きだと言われるのは本当にうれしいね。
――テニス選手は転戦が続きます。オフの過ごし方を教えてください。
ムセッティ 子どもや家族と過ごす時間が一番だ。友人たちとビーチに行ったり、気分転換に料理を作ったりもするよ。得意料理? リゾットなんだけど、僕が作るところを想像できるかな?(笑)。食べることも好きで、今回の来日で日本食を味わうのも楽しみの一つなんだ。映画鑑賞も趣味だよ。アル・パチーノの作品が好きなんだけど、他には『ONE PIECE』『NARUTO-ナルト-』『ドラゴンボール』といった日本のアニメの大ファンさ。
――ここ(ASICS FLAGSHIP HARAJUKU)への来店も息抜きになったんじゃないですか。
ムセッティ 非常にお客さんが多いし、店内の品ぞろえの豊富さや装飾も美しく刺激的だよ!
――2025年にはアシックスとアドバイザリースタッフの複数年契約を結びました。
ムセッティ 2年前に契約したんだけど、特にシューズは素晴らしいね。耐久性と安定感に優れ、テニス市場の製品の中で一番だと思っている。履きやすさやクッション性も気に入っているんだ。常に(アシックスの)チームへフィードバックを重ねているし、いい関係を築くことができていると思う。
――改めてジャパンOPへの意気込みをお願いします。
ムセッティ 目標は毎試合、自分のベストなレベルでプレーすること。9月30日から本戦が始まるけど、ぜひ会場に足を運んでもらい、コート上でプレーする姿を見てほしいな。
――ありがとうございました。

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