男子テニスのハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)は3日、世界ランク89位のR・ホダル(スペイン)と同94位のA・ミュレール(フランス)のシングルス準々決勝が行われたが、ホダルから6-2, 2-0となった時点でミュレールが棄権を表明。これにより、ホダルが思わぬ形でツアー初の4強入りを決めた。
>>アルカラス、シナーら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<
2024年の全米オープンジュニア(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の男子シングルス王者である19歳のホダルは、昨シーズンまでATPチャレンジャーを中心に活躍してきたが、今季から本格的にツアーに参戦。1月はチャレンジャー大会で準優勝を果たすと、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では予選3試合に勝利し本戦入りし初戦を突破した。先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でも予選を突破すると、Y・ハンフマン(ドイツ)やA・ブキッチ(オーストラリア)を下し3回戦に進出している。
今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク132位のD・ラヨビッチ(セルビア)、2回戦で第4シードのT・マハツ(チェコ)を破り準々決勝へと駒を進めた。
この日の準々決勝、1度もブレークポイントを与えずキープを重ねたホダルは、2度のブレークを奪って第1セットを先行。続く第2セットでは第2ゲームでブレークに成功すると、この時点でミュレールが棄権を表明し、ホダルが思わぬ形で初のツアーベスト4進出を決めた。
これによりホダルは今世紀に同大会で準決勝に進出した4人目の10代選手となった。また、2006年以降に生まれた選手としては、19歳で世界ランク40位のJ・フォンセカ(ブラジル)に次いで2人目となる。
この約1年で急成長を遂げたホダルは、世界ランク900圏外からキャリアハイの89位まで上昇。先月30日に初めてトップ100入りを果たし、フォンセカに次いでトップ100内で2番目に若い選手となっている。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはホダルのコメントが掲載されている。
「今日は難しい試合だった。このような形で勝ちたくはなかったし、アレックス(ミュレール)の無事を祈っているよ。早く回復して、できるだけ早くコートに戻ってきてほしい。準決勝に進めたことは嬉しいけど、このような形は望んでいなかった」
準決勝でホダルは世界ランク67位のC・カラベリ(アルゼンチン)と対戦する。カラベリは準々決勝で同109位のL・ヴァン・アッシュ(フランス)を下しての勝ち上がり。
・大坂 なおみ 世界トップとの“差”は?
・錦織 圭は今後どうなる?課題と光
・伊藤 あおい 復帰の道のり語る【前編】
・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング


