テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間4日(現地3日)、男子シングルス準々決勝が行われ、第25シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が第8シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を4-6, 7-6 (9-7), 7-5, 7-6 (7-4)の激闘の末に逆転で破り、四大大会では2021年の同大会以来、4年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。
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25歳で世界ランキング27位のオジェ アリアシムが同大会に出場するのは8年連続8度目。最高成績は2021年のベスト4となっている。
今大会は1回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク151位のB・ハリス(イギリス)、2回戦で同94位のR・サフィウリン、3回戦で第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)、4回戦で第15シードのA・ルブレフを破り、好調を維持して準々決勝に駒を進めた。
26歳で世界ランク8位のデ ミノーとの顔合わせとなったこの試合の第1セット、第7ゲームでブレークを許したオジェ アリアシムは、直後のリターンゲームでは2度のブレークバックのチャンスを握るも活かすことができずに先行される。
それでも第2セット、オジェ アリアシムは両者1度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークを制してこのセットを取り返す。第3セットでは1度ブレークを許したものの、自身は2度のブレークを果たし勝利に王手をかける。
そして第4セット、オジェ アリアシムは先にブレークを許したものの、相手のサービング・フォー・ザ・セットでブレークバックを果たし、再びタイブレークに突入。ここではミニブレーク合戦となるものの、オジェ アリアシムが1度目のマッチポイントをものにし4時間10分で勝利。四大大会では2021年の全米オープン以来、4年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはオジェ アリアシムのコメントが掲載されている。
「今日は試合を通してずっと緊張していた。常に美しいテニスができたわけではない。でもそれがグランドスラム。調子が出ない日もあるけど、それでも踏ん張って、できることをすべてやる気持ちで臨んだ」
「本当に最高の気分だよ。4年前…もっと前のことのように感じる。この数年は大変だったけど、再び準決勝に戻れて素晴らしい気持ち。でも、まだ終わっていない。これからも試合があり、最大の挑戦が待っているからね」
オジェ アリアシムは準決勝で第1シードのJ・シナー(イタリア)と第10シードのL・ムセッティ(イタリア)の勝者と対戦する。
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