女子テニスで世界ランク13位のD・シュナイデルは8日、元世界ランク1位で四大大会のシングルスで3度の準優勝を誇るD・サフィーナを新たにコーチに迎えたと発表した。
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21歳のシュナイデルは、2024年シーズン後半に元世界ランク18位のI・アンドレエフの指導を受け、シングルスでツアー4勝、M・アンドレーワとのダブルスではパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)で銀メダルを獲得し、ツアーで最も成長した選手におくられる「モースト・インプルーブド・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされるなど、飛躍的な成長を遂げた。
しかし、シュナイデルは2024年の年末にアンドレエフとの別れを決断。新しいコーチを探している間、父のマキシムの指導を受けていた。
新コーチに就任した38歳のサフィーナは、2008年と2009年に全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で決勝に進出し、2009年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でも決勝に進出。ダブルスでは2007年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で優勝を飾っている。
シングルスでは12個のタイトルを持ち、2009年には26週に渡り世界ランク1位に君臨した。2011年に最後の試合に出場し、2014年に正式に引退した後は、現役選手のコーチやアドバイザーを務めている。
シュナイデルは自身のインスタグラムにサフィーナとの2ショット写真にコメントを添えて投稿した。
「彼女が私のチームに新しいコーチとして加わることをお知らせできて嬉しいです。ここ数ヵ月、コート内外で素晴らしいパートナーと自信を持って言える人を探していました。ディナーラ(サフィーナ)は言うまでもなくレジェンドであり、一緒に何ができるか楽しみにしています」
シュナイデルは、4月12日に開幕するポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、室内クレー、WTA500)でクレーコートシーズンをスタートさせる。今シーズン、シュナイデルはシングルスで8勝9敗となっており、ダブルスでは18勝4敗を記録。アンドレーワとペアを組みツアー2大会で優勝している。
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