綿貫陽介ら日本勢5名が初戦敗退

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綿貫陽介(BNPパリバ・オープン)
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男子テニスの釜山・オープン(韓国/釜山、ハード、ATPチャレンジャー)は15日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク213位の綿貫陽介は同228位のA・ボルト(オーストラリア)に3-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れ初戦突破とはならなかった。また同日には綿貫の他に、第7シードのトゥロター・ジェームズら日本勢4選手が初戦敗退を喫した。

27歳の綿貫は、先月のBNPパリバ・オープンで予選2試合を勝ち抜き初の本戦入りを果たすと、本戦1回戦ではA・ブブリク(カザフスタン)を撃破し初戦を突破。続く2回戦では第19シードのT・マハツ(チェコ)と対戦したが、綿貫から4-6, 4-2の時点でマハツが棄権を表明し、3回戦へ進出を決めた。さらに3回戦では第16シードのF・ティアフォー(アメリカ)をストレートで破る快進撃を見せ16強入り。4回戦ではT・フリークスポール(オランダ)に敗れたものの、「ATPマスターズ1000」初のベスト16進出を果たした。

その綿貫が釜山・オープンに出場するのは7年ぶり2度目。初出場となった2018年は予選から勝ち上がりベスト4進出を果たした。

32歳のボルトとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、サービス時のポイント獲得率が57パーセントに留まり、第4ゲームでブレークを許した綿貫は、1ブレークの差を埋められずに先行される。

続く第2セットでは両者2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入するが、綿貫はこれをものにできず1時間48分で力尽きた。

また、この日行われた1回戦には綿貫の他に、日本勢では世界ランク176位のトゥロター、同186位の島袋将、同252位の野口莉央、同282位の坂本怜が出場したが、いずれもストレートで敗れ初戦敗退となった。

なお、島袋を6-3, 6-1のストレートで下した世界ランク194位の清水悠太が日本勢で唯一、2回戦へ駒を進めている。

【15日に行われた日本勢の1回戦の結果一覧】
※ドロー順、[]はシード順

[1]A・ウォルトン(オーストラリア) 6-0, 6-2 野口莉央
清水悠太 6-3, 6-1 島袋将
J・クブラー(オーストラリア) 7-5, 6-4 坂本怜
スー・ユーシュウ(台湾) 6-3, 6-3 [7]トゥロター・ジェームズ
A・ボルト 6-3, 7-6 (7-4) 綿貫陽介


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(2025年4月15日16時08分)
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