38歳ガスケ 2時間半超え死闘制す

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初戦突破を果たしたガスケ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は6日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク148位のR・ガスケ(フランス)が世界ランク39位のM・アルナルディ(イタリア)を6-3, 4-6, 6-4のフルセットで破り、初戦突破を果たした。

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38歳のガスケは今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)での現役引退を表明。ロレックス・モンテカルロ・マスターズにおいては、2002年に当時15歳でワイルドカードを付与され初参戦した。それから23年後の今年、モンテカルロのコートで最後の戦いを演じている。

センターコートであるレーニエ三世で行われた1回戦、ガスケは5本のダブルフォルトを犯すなど不安定なサービスを見せたものの、ファーストサービスが入ったときには71パーセントの確率でポイントを獲得。アルナルディに3度のブレークを許したが、リターンゲームでは計5度のブレークに成功し、2時間34分で熱戦を制した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはガスケのコメントが掲載されている。

「このコートでプレーできることがどれだけ幸せなことか分かっている。たぶん、これが最後かもしれないね。第3セットでは、頭の中で『戦え、戦え、これが最後のセットかもしれないんだ。コート上でいいプレーをして、戦わなければならない』と言っていた。そして僕はそれを実行できたんだ。もちろん、ここで勝てて本当にうれしい。ワイルドカードをくれた大会にまず感謝したい。もちろん勝てたことは僕にとってクレイジーなことだよ」

元世界ランク7位のガスケは2回戦で第16シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)と予選勝者で世界ランク83位のD・アルトマイヤー(ドイツ)のどちらかと対戦する。

同日には世界ランク35位のJ・トンプソン(オーストラリア)やワイルドカードで出場している同259位のV・バシュロ(モナコ)らが初戦突破を果たしている。


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(2025年4月7日10時29分)
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