世界4位ルバキナ 五輪欠場を発表

女子テニスで世界ランク４位のＥ・ルバキナ（カザフスタン）は２５日にSNSを更新。２７日に開幕するパリオリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）を急性気管支炎により欠場することを発表した。

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２５歳のルバキナは今季開幕戦となった１月のブリスベン国際（オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500）、２月のムバダラ・アブダビ・オープン（アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500）、４月のポルシェ・テニス・グランプリ（ドイツ/シュトゥットガルト、室内クレー、WTA500）とツアー大会で３度優勝を飾った。

直近では今月１４日に幕を閉じたウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）に出場し４強入り。しかし、同大会後に急性気管支炎を患っていたことを今回、SNSで明かしており、パリオリンピック出場の欠場を発表した。

「このことを報告するのは難しいのですが、残念ながらパリオリンピックには参加できなくなりました。ウィンブルドン大会後に急性気管支炎を患い、トレーニングに復帰しようとしたものの、まだ体は回復していません。医師たちは私がコートに出ることを断固として禁じました」

「皆さんの期待に応えられず、パリオリンピックでチームの一員として戦うことができず、とても残念です。東京大会ではメダルにかなり近づき、パリ大会ではカザフスタンに金メダルをもたらすために入念に準備してきました。ですが、残念ながら、病気のせいでこの計画は実現しませんでした」

「カザフスタンのすべてのアスリートの幸運とパリでの成功を祈っています。私はすべてのアスリートを応援し、彼らがオリンピックで我が国を代表してふさわしい活躍をしてくれると信じています」

なお、ルバキナはオリンピック初出場となった前回の東京オリンピック（日本/東京、有明テニスの森、ハード）では４強入りを果たしていた。


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