男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）は２０日、シングルス準々決勝が行われ、第４シードのＧ・ディミトロフ（ブルガリア）が第６シードのＤ・ゴファン（ベルギー）を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで下し、初のベスト４進出を果たした。

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この日、第１セット第６ゲームでブレークに成功したディミトロフは第９ゲームでゴファンにブレークバックされたものの、直後の第１０ゲームで再びブレークし、このセットを先取。

続く第２セット、序盤で４ゲーム連取されたディミトロフだったが、第７ゲームから５ゲーム連取する反撃を見せると、最後はタイブレークを制して１時間４６分で勝利した。

準決勝でディミトロフは、第１シードのＲ・ナダル（スペイン）と第５シードのＤ・ティーム（オーストリア）の勝者と対戦する。

１月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランド スラム）でベスト８進出を果たした世界ランク５位のディミトフは、２月のABNアムロ世界テニス・トーナメント（オランダ/ロッテルダム、室内ハード、 ATP500）では準決勝でゴファンが途中棄権したため思わぬ形で決勝進出、Ｒ・フェデラー（スイス）に敗れたものの準優勝を飾った。

また、過去のロレックス・モンテカルロ・マスターズでは２０１３・２０１５年にベスト８進出を果たしていた。

一方、敗れた世界ランク１０位のゴファンは、昨年に続き２度目の準決勝進出とはならなかった。

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