パリバOP 4年連続で栄誉に輝く

テニスの男女で共同開催されるBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は5日にホームページで、選手の投票によって男女ともに2017年のトーナメント・オブ・ザ・イヤーに4年連続で選出されたと発表した。

BNPパリバ・オープンは、男子がマスターズ1000、女子はプレミア・マンダトリーに格付けされており、それぞれのカテゴリーで2014年からこの賞を受賞している。男子のマスターズ1000と女子のプレミア・マンダトリーはそれぞれ、ツアー最終戦とグランドスラムを除きツアー最高位に位置する大会。

今年から大会の主催者となったT・ハース(ドイツ)は「選手として、主催者として経験したことから、感謝の思いがある。今回の受賞は本当に恐縮してしまうけど、トーナメント・オブ・ザ・イヤーに4年連続で選ばれ、とても誇りに思う。みんなの努力と献身的な姿勢は2018年も選手に感謝されるような大会作りへ向けて注がれ、来年の3月に再びインディアンウェルズ・テニス・ガーデンへ選手や多くのファンを迎え入れると楽しみにしている」とコメントしている。

現在の大会オーナーであるL・エリソン氏が2009年にこの大会を買収して以来、現在も進められているインディアンウェルズ・テニス・ガーデンの改善はファンと選手から愛される大会になった要因である。BNPパリバ・オープンは、本戦だけに限らず予選でも全てのコートにホークアイを設置している唯一の大会。

2017年に向けて、インディアンウェルズ・テニス・ガーデンはスタジアム1のリノベーションを行い、全てのファンが満足できるように改善した。幅広い改革が進められる中、21もの新しいレストランや売店の設置され、これから先も観戦に訪れたファンが楽しめるような大会にしようと努めている。

そして、このテニス・ガーデンがより美しく、より緑に満ち溢れるために、ヤシの木、花、芝、数々の草花が植え付けられ、より華やかになるようにも計画されている。

経済影響調査によると、今年の3月に行われたBNPパリバ・オープンの総経済的影響額はおよそ4億600万ドル(約460億8,000万円)を超えると算出された。これは最後に算出された2014年より3,200万ドル(約36億3,000万円)増額となった。






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(2017年12月12日19時20分)
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