7月3日に開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は1日、第9シードの錦織圭は会見で、世界ランク66位の杉田祐一について「サーブだったり、前に入ったりというプレーが出来れば、(世界ランキングで)30位とか20位に来ると思う」と評価した。
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錦織の会見後、杉田はアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初優勝を果たし、日本男子で松岡修造、錦織に次ぐ史上3人目の快挙を成し遂げた。
杉田の優勝前、錦織は「彼(杉田)のいいところはストロークで弱点がない。他の選手と打ち合えるくらいの力はある」とコメントしていた。
2007年にプロへ転向した錦織は、翌年のデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード、ATP250)で日本男子史上2人目の優勝。
一方、杉田は2006年のプロ転向から長い月日を経て悲願のタイトルを獲得した。
1つ年上の杉田について、錦織は「彼(杉田)は独特の世界がある。本当にストイックで、時には仙人みたいな、修行に出るみたいな発言だったり行動がある。学ぶところは沢山あります」とリスペクトした。
3日に開幕するウィンブルドンで、第9シードの錦織はM・チェッキナート(イタリア)、杉田はB・クライン(英国)と1回戦で対戦する。
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